自作PC初心者はここで躓く、3選! 届いたはいいけど箱どうしたらええのん?
PCパーツの空箱は捨てる前に要チェック!
PCパーツの空箱は、捨ててもいいのか気になりますよね。実は、全部が全部捨てていいというわけではありません。
意外に邪魔になる空箱
PCパーツの空箱は、大きなものから小さなものまで様々で、意外と邪魔になります。ひとつひとつは、そこまで保管が面倒ではないものの、自作PC1つ分のパーツの空箱となると、かなりかさばってしまいます。ずっと保管しておくのはかなり邪魔に感じることでしょう。
そのため中には、何も考えずに捨ててしまう人もいますが、本当に捨てていいものかを一度チェックしてから捨てましょう。
保証書代わりになっていることも
自作PCパーツの中には、空箱そのものが保証書となっているケースがあります。多くの場合は、パッケージに記載されているので確認してみましょう。
万が一、パーツの問題でトラブルが発生した場合、その空箱を捨ててしまっていると保証を受けることができません。また、追加でパーツを購入するときのマッチングの観点からも、保証があると安心感が増すものです。空箱が保証書になっている場合は、なくさないようにしっかりと保管しておくようにしましょう。
別途保証があるかを確認
しかし、必ずしもすべてのPCパーツの箱が保証書となっている訳ではありません。中には、箱の中にパーツの取扱説明書と一緒に、別途保証書が封入されているケースもあります。このような場合は保証書を保管しておけば、万が一故障した場合でも、保証書を使って修理を依頼することができるので、箱を捨ててしまっても問題ないです。
どちらにしても一定期間は保管しておいた方がいい
保証書がどちらのタイプであっても、すぐに箱を捨てずに一定期間保管しておくことをおすすめします。PCパーツは精密機械でありデリケートなものです。そのため、時として初期不良がでるケースがあります。
パーツの中には一定期間で不具合が出た際に、返品交換を受け付けてくれるものもあるのです。そのような場合には、箱に戻して購入した状態で返品しなければなりません。初期不良交換期間がある場合は、その間は空箱を捨てないようにしましょう。
PCパーツの空箱を保管していたらいいことある?
空箱が保証書となっていなくても、保管していることでいいことがある場合もあります。ここでは、それぞれご紹介します。
ケース付きのほうが高く売れる!
自作PCの場合、自分自身で好きなようにカスタマイズできるというメリットがあります。一度完成させた自作PCでも、より高性能なパーツに変更したい場合は、そこだけ交換することが容易なのです。そのような場合、取り外したパーツはまだまだ使える状態のものであることが多いでしょう。これらのパーツは、ネットオークションやフリマで売却することができます。その際、箱がある方が高く売りやすいです。
ショップで売却を相談する際にも、店員さんに箱がある旨を事前に伝えておきましょう。
修理の際にケースを梱包材に活用!
故障して修理に出す場合、パーツは精密機器なので衝撃などに十分気をつけて送る必要があります。購入時の空箱があれば、それを活用することができます。箱はパーツにあわせた構造になっているので、安心して梱包・発送をすることができるでしょう。
PCパーツの空箱はどう保管すればいい?
出来れば保管しておきたいPCパーツの空箱ですが、どのように保管すればいいのでしょうか。
ケースの箱にまとめて保管
PCパーツの空箱は、もっとも大きなPCケースの空箱の中に、その他のパーツの空箱を入れておくのがおすすめです。こうしておくことで、すべての空箱を1か所に保管することができます。複数台の自作PCがある場合でも、混在することなく、どのパーツを使っているのかすぐに確認することが可能です。
折りたたんで省スペースに
組み上げられた箱の状態だと、どうしても場所を取ってしまいます。これらの箱をすべて折りたたんで状態で保管することで、少ないスペースで保管することができるでしょう。クローゼットの隙間など、デッドスペースの活用にもなります。
まとめ
自作PC作成の過程で発生する空箱は、保証書になっている場合があるのでしっかりと確認する必要があります。また、初期不良交換や売却時、故障時などに活用することができるので、可能であれば保管しておくのがおすすめです。
自作PCには初期不良はつきもので、多くの失敗例も見られます。ご紹介した保管方法を参考にして、空箱保管をしてみてはいかがでしょうか。