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    モニタスペックで「フルHD」「4K」という表記を目にする機会が多く出てきました。ただ、なんとなく「4KのほうがフルHDより性能が良さそう」という感じでモニタを選択していませんか。今一度両者の違いについて知ることで、モニタ選びに役立ててください。
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今さら聞けない!フルハイ・4K・・・どこまで変わるのか画質検証!~そもそもフルエイチデー?よんけー?何が違うの?

  • DATE
    2019.01.09
  • WRITTEN BY
    こうべみせ

モニタスペックのフルHDや4Kが意味するもの

フルHDとはフル・ハイ・デフィニション(Full High-Definition)の略称で、完全版ハイビジョンという意味です。4Kの「K」は1000を表し、約4000画素の水平解像度があるという意味になります。共にディスプレイ解像度を表していると思ってよいでしょう。

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ディスプレイ解像度とは

ディスプレイ解像度は簡単に言うと「画面のきめ細かさ」になります。普段何気なく眺めているとまったく気がつきませんが、モニタの画面は点の集合体になっているのです。通常はこの点のことを「画素」や「ディスプレイ解像度」と呼んでいます。画像や動画、文字などはこの画素を点滅させ、色を変化させることで表示されるのです。

混同しやすい言葉に「グラフィック解像度」というものがあります。こちらはグラフィックカードが出力する一画面分の解像度のことを言います。グラフィック解像度の画素1つは一般的に「ドット」「ピクセル」と呼ばれています。ほとんどのPC利用環境では、ディスプレイ解像度とグラフィック解像度を一致させて表示しています。なのでディスプレイ解像度=グラフィック解像度と考えても差し支えないでしょう。

ただし、グラフィック解像度はOSのディスプレイ設定から出力解像度を変更できるので、低解像度のグラフィックを高解像度モニタに表示させるというケースもありえます。厳密にはグラフィック解像度≦ディスプレイ解像度の関係となり、必ずしもイコールではないということだけは覚えておきましょう。

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ディスプレイ解像度による表示能力の違い

ディスプレイ解像度の違いは、表示できる情報量の違いに繋がります。乱暴な例えかもしれませんが、おもちゃのブロックで何か組み立てるときのことを想像してみてください。ブロックが多いほど大きくリアルなものを組み立てることができますよね。

ディスプレイ解像度も同じようなもので、画素数が多くなるほどたくさんの表示物を映し出すことができますし、大きな画像なども縮小することなく、そのまま見ることができるのです。ディスプレイ解像度の違いは「フルHD」「4K」などの名称で呼ばれています。個々の表示能力の違いを、表示可能なグラフィック解像度で表すと以下のようになります。

  • HD:1280pixel×720pixel
  • フルHD:1920pixel×1080pixel
  • 2K:2560pixel×1440pixel
  • 4K:3840pixel×2160pixel

現在主流となっているのはフルHDですが、デスクトップPCや一部のハイスペックノートPCでは、4K表示ができるモニタを採用することが増えつつあります。

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用途で決まる必要最小限の解像度

4Kディスプレイのメリット

4Kディスプレイのメリットはそのものずばり、一画面内に表示できる情報量の多さだと言えるでしょう。オフィスアプリの書類は一度に確認できる部分が増え、フォトレタッチで大きな画像を全体確認する際も等倍表示できる機会が増えます。OSのウィンドウも多数を同時に表示できるので確実に作業効率が高くなります。

4Kディスプレイのデメリット

4Kディスプレイの画素数の多さはメリットであると同時に、ユーザーによってはデメリットに繋がることがあることも忘れてはいけません。同じインチ数で比較すると、画素数が多い4Kモニタの表示物はどうしても小さなものとなってしまいます。より実用的に使いたいならば必然的に場所をとる大きなモニタを選ぶ必要があります。

また、PC本体のグラフィックカードも高いスペックが要求されます。低いグラフィック解像度しか出力できないグラフィックカードでは拡大表示もしくはモニタ中央に小さく表示することになり、4Kモニタのスペックを活かすことができません。

ユーザー別おすすめ解像度

4Kモニタそのものは便利なものであるとわかりましたが、デメリットまで考慮すると、PCの主な使用目的でディスプレイ解像度を選択した方がよさそうです。ユーザーの目的別におすすめしたいディスプレイ解像度をご紹介するので参考にしてみてください。

インターネット利用が主目的のユーザー

ネットブラウザに表示できる情報量が多いに越したことはありませんが、多くのサイトはフルHDもあれば充分な情報表示ができるように作られています。むしろ4K以上のモニタ上では、表示物が小さくなってしまうことが多くなり、かえって視認性が下がるおそれがあるでしょう。

オフィスアプリ使用が主目的のユーザー

作業効率が向上するので4K以上のモニタをおすすめします。全画面表示をすれば一度に多くの情報を閲覧・編集することができ、ウィンドウ表示にすれば多数の資料用ウィンドウを同時に開いて快適に編集・データ入力を行うことができます。

フォトレタッチが主目的のユーザー

4K以上のモニタを強くおすすめします。モニタはいわば作業机。ツールウィンドウを多く開いてもレタッチの邪魔にならず、快適に作業ができます。高解像度モニタの恩恵を強く受けるのがフォトレタッチのような作業だと言えるでしょう。

ゲームが主目的のユーザー

どのようなゲームジャンルをプレイするかにもよりますが、ほとんどの場合で4K以上のモニタは有効と言えるでしょう。とくに多数の情報を一画面内に表示したいシミュレーションやストラテジー系のゲームは高解像度の恩恵をうけることになります。また、4K以上のモニタはリフレッシュレートが高いのでスムーズな画面書き換えが期待でき、アクション系のゲームや格闘ゲームをストレスなく楽しむことができます。

モニターは、PCの画面を表示させる機器です。そのモニターを選ぶ際に最も大事なのは、用途に合わせたモニターを選ぶこと。…

まとめ

モニタスペックのフルHDや4Kが意味するものをご紹介してきました。PCが高性能化するとともに、画面出力を行うモニタも高精細化を要求されています。最近では「8K」と呼ばれる、4Kの縦横2倍、面積にすると4倍の解像度を持つ製品も市販されるようになりました。ディスプレイ解像度は高いほど便利なものですが、PC本体やグラフィックカードもモニタ性能を活かしきれる高スペックを要求されます。費用面で考えると、自分の利用目的にベストマッチしたモニタを選ぶことが賢いユーザーの姿と言えるかもしれませんね。

すでに最新のPC用ゲームの多くは4Kに対応しています。より高画質でゲームを楽しむために、4Kモニター用のグラフィックボードの導入を検討されている方…


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