水冷チャレンジャー必見!失敗しない攻略本 自作PC初心者でも組める「本格水冷」のススメ

183,800円(税込)
arkhive(アークハイブ)はコダワリを形に出来る圧倒的なカスタマイズメニューをご用意!BTO専門スタッフが国内にて組立、検査を行い「自分だけのコダワリの一台」をお届けします。24時間365日の標準サポートに加え、3年保証オプションも整えており、ご購入後も安心!
本格水冷のメリットとは
空冷や簡易水冷よりはるかに冷やせる
本格水冷(完全水冷)の最大のメリットは「冷却性能の高さ」です。一般的な空冷はもちろんのこと、簡易水冷とも比べものにならないぐらいCPUやGPUを冷やすことができます。数時間から数十時間はフル稼働し続けるゲーミングPCや、オーバークロックPCのようなシビアな用途に本格水冷は向いています。
透明ケースを使って内部を見せるとかっこいい
本格水冷はPCケース内を水が循環します。透明なPCケースで内部を見せることで、ただ単にCPUなどを冷やすだけでなく、見た目もかっこいいPCを作ることができます。海外では色付きの水を使うことでより派手な本格水冷を組むのが流行っています。
ヘビーゲーマーや派手好きな人にオススメ
本格水冷はどんな人に向いているでしょうか? 普通の使い方をしている限り、本格水冷が必要になるシチュエーションはまずないでしょう。もっとも本格水冷に向いているのは、ゲーム向けにCPUやGPUをオーバークロックして使っているゲーマーです。また動画エンコードを頻繁にするユーザーも、本格水冷であればCPUをほぼ定温で維持できるでしょう。せっかくハイエンドCPU/GPUを購入したのに、温度が上がりすぎて性能を引き出せていない人は、本格水冷の導入を検討してみましょう。
インスタグラムやツイッターでちょっと目立ちたい!という人にも本格水冷は向いています。透明ケース&色つき水&光る本格水冷パーツの定番3点セットで、人の目を引くド派手な水冷PCを組んでみましょう。自作PC界でちょっとした注目を集められるかもしれません。
本格水冷のデメリットとは
高度な自作PC知識が必要
生半可な自作PC知識では本格水冷には手を出さないほうが賢明でしょう。本格水冷パーツは大掛かりなために、他のパーツとの干渉が避けられません。水を送り出すポンプや水を通すチューブの適切な配置は、一般的な自作PCの知識とは違って高度なものが要求されます。無理してパーツを配置した結果、チューブが破損して水漏れが発生し、高価なGPUやCPUが全てダメになるという危険性もありえます。何台もの自作PCを組んだことがあるベテランユーザーのみが到達できる境地と言えるでしょう。
大型のケースが必要
スリム型PCケースでは、本格水冷の大型パーツを格納することはできません。本格水冷対応の大型のケースを用意する必要があります。
簡易水冷よりも水漏れリスクや空気抜きの管理が必要
本格水冷は簡易水冷パーツよりも水漏れが起こる個所が多く、厳重な管理が求められます。また簡易水冷にはないメンテナンスとして「空気抜き(エア抜き)」というものがあります。流れる水の中には必ず一定の空気(エア)が混入します。この空気を定期的に抜いてあげないと、水冷パーツは破損してしまいます。
本格水冷は簡易水冷以上にメンテナンスが大変です。
パーツ代金が高い
簡易水冷は安いものであれば数千円から導入することができますが、本格水冷は水冷パーツに加えてケースを買い換えるなどの必要があるため、最低でも数万円の予算が必要です。
おすすめ本格水冷パーツを紹介
casualcatch 水冷システム 水冷一体型CPUクーラーキット
7000円台から購入できる、入門向けにおすすめな本格水冷パーツキットです。CPUを冷やすだけであれば、まずはこのキットから始めてみましょう。ただ安価なため、水を送り出すポンプの静音性にまでは配慮されておらず、若干の振動や騒音を感じるかもしれません。
COUGAR フルタワーPCケース PANZER MAX
本格水冷に対応した大型のPCケースです。アクリル製の透明部分が広いため、中が見えやすくドレスアップできるのはもちろんのこと、水漏れチェックなどのメンテナンスもしやすいです。水冷パーツでは欠かせないラジエータと呼ばれるパーツを4つまで搭載可能で、拡張性も高いです。
普通のPCケースより少し値は張りますが、所有欲を満たしてくれるプレミアムな本格水冷向けPCケースです。
本気で冷やしたいなら本格水冷!見た目にもこだわって世界に1台しかない本格水冷PCを組んでみよう
最高の冷却性能を誇る「本格水冷」について解説してきました。正直に言って、本格水冷は手がかかります。予算は多めに必要ですし、水漏れ対策や空気抜きの管理を定期的にしなければいけません。でもその結果得られる冷却性能はずば抜けています。もうCPUやGPUの温度を気にしながら、ちまちまゲームをプレイする必要はありません。見た目にもこだわった世界に1台しかない本格水冷PCを組んで、思う存分PCを酷使しちゃいましょう!
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