これを買っておけば間違いなし!おすすめSSD5選&SSD選びのための基礎知識【2019年版】
183,800円(税込) arkhive(アークハイブ)はコダワリを形に出来る圧倒的なカスタマイズメニューをご用意!BTO専門スタッフが国内にて組立、検査を行い「自分だけのコダワリの一台」をお届けします。24時間365日の標準サポートに加え、3年保証オプションも整えており、ご購入後も安心!
>> 関連記事 :「はじめて自作」第11回 組み立てその⑥ -SSD編-
SSD選びに役立つ知識1:レベルセル(MLC/TLCなど)の違い
- SSDの書き換え耐久性とは
PCを普通に使っているだけでも、SSD上のデータは日々書き換えられています。現実世界に例えると紙に鉛筆で書かれた文章を、消しゴムで消して書き直しているようなものです。SSDはその特性上、同じデータ保存領域で書き換えられる回数は決まっています。つまり書き換え回数が上限を超えてしまうと壊れてしまうのです。これを書き換え耐久性と呼んでいます。
- 4つのレベルセルの違い
レベルセルという概念よりも「MLC」や「TLC」というキーワードの方が、一般ユーザーにはなじみがあるかもしれません。現在市場に出回っているSSDのレベルセルには以下の4種類が存在します。
SLC → MLC → TLC → QLC
この4種類は、左から右に進むにつれて「書き換え耐久性が低くなる」「価格が安くなる」という特徴を持っています。つまり一番左のSLCがもっとも価格が高く、書き換え耐久性も高いということになります。逆にQLCはもっとも価格が安く、書き換え耐久性も低くなります。
それぞれのレベルセルごとの特徴を見ていきましょう。
- MLC:書き換え耐久性が高く信頼性抜群
MLCは数年前までは一般ユーザーにとって主流だったレベルセルです。MLCよりも書き換え耐久性が高いSLCは非常に高価で容量が少ないため、おもに企業がデータセンターなどで使う限られた製品となっています。そのため一般ユーザーがSSDの信頼性を追求するならこのMLCが一般的でした。
価格がTLCよりも高くなるため、最近の売れ筋ランキングではあまり上位には位置づけられなくなりつつあります。しかしOSをインストールするシステムドライブ用としては、その信頼性の高さが好まれてヘビーユーザーからよく指名買いされています。
- TLC:価格と信頼性のバランスが取れたおすすめのSSD
TLCは現状もっとも売れ筋となっているSSDのタイプです。書き換え耐久性はMLCより低くなりますが、それでも一般的な用途としては十分すぎるほどです。普通に使用していれば耐久性の限界に到達することはまずないでしょう。
TLCは信頼性、価格、容量のバランスが取れており、2019年現在ではもっともおすすめのできるSSDです。SSD選びで迷ったらTLCを購入しましょう。
- QLC:2018年に登場した第4のSSD!さらに低価格化が進行中
QLCは最新のSSDのレベルセル規格です。MLCやTLCよりも書き換え耐久性が低くなりますが、その分大容量化が可能。まだ新しいため価格はちょっと高くなっていますが、数年後にはTLCよりも価格が下がることが予想されています。
SSD選びに役立つ知識2:マザーボードとの接続規格(SATA3.0/M.2)の違い
- SATA3.0規格:定番のSSD規格
SSDを選ぶうえでレベルセルと並んで大事なのが、マザーボードとの接続規格です。現在はSATA3.0が主流となっています。SATAはHDD時代から使われている安定した規格で、SATA3.0は最大6Gbpsの速度でSSDとマザーボードの間をつなぐことができます。ただ、最近はSSDの性能向上により、SATA3.0ではSSD本体が持つ本来の速度を活かせなくなっています。SSD自体はもっと高速に動作するのに、マザーボードとの接続部分が足を引っ張ってしまっているのです。
この状況を解決するべく開発され、近年普及しつつあるのがM.2(PCI Express接続)です。
- M.2(PCI Express接続):SATAの数倍高速な最新規格
M.2(PCI Express接続)は、PCI ExpressというSATA3.0より高速なマザーボード接続経路を使ったSSDです。PCI Expressはグラフィックボード(GPU)との接続にも使われています。SSDの本来の速度を最大限発揮できる規格で、PC作業がこれまで以上に快適となるでしょう。
2019年のおすすめ最新SSD5選
まずはもっとも使い勝手がいい定番のTLCから紹介します。CrucialのこのSSDは自作PCショップやAmazonなどで常に売れ筋上位のモデルです。OS用のシステムドライブとして十分すぎる250GBという容量が使いやすく、人気を博しています。
250GBの他にも500GB、1TB、2TBと多くのラインナップが用意されており、自分の用途に合わせて最適な容量を選択しやすくなっています。
TranscendもSSDにおける人気メーカーの1つで、その中でもエントリー向けの安価なSSDとして高人気なのが「TS240GSSD220S」です。240GBであれば5000円を切る低価格で入手できる手頃感が魅力です。
- 耐久性が高く長く使えるMLC:Transcend SSD 256GB TS256GSSD370S(MLC)
絶対に壊れてはいけないデータを保存しておくなら、TranscendのMLCモデルがおすすめです。MLCにしては安価な価格設定で、容量によっては同じTranscendのTLCモデルよりも安くなるほどです。
- 2TBの大容量SSD:ADATA Ultimate SU800 ASU800SS-2TT-C(TLC)
一昔前なら「2TBのSSD」は実在を疑うレベルでしたが、急速に価格破壊&大容量化が進む現在では2TBや3TBのSSDが普通に売られるようになりました。
そんな大容量SSDの中で人気なのがADATAのSSDです。TLCを採用してコストを抑えつつも、独自のレベルセル書き換え技術を採用して長く使えるように工夫されています。2TBもの大容量をいかして大量のデータを保存しておく用途に向いているでしょう。
- M.2規格ならこれ:WD M.2-2280(PCIe接続) 500GB WDS500G2X0C
M.2規格のSSDを試してみたいなら、こちらのSSDはいかがでしょうか。最新のM.2規格にしては価格もこなれてきており、購入しやすく人気です。
>> 関連記事 :最新SSDは大きく進化!Sandy Bridge世代PCと最新世代PCでPCパーツ ストレージ速度を比較してみた
SSDは価格が下落中!HDD派の人もそろそろ移行がおすすめ
以上、SSD選びのための基礎知識と2019年におけるおすすめのSSD5選を紹介しました。SSDなんてどれも同じじゃないの?と考えていた人にとっては、目からウロコではなかったでしょうか。今後もSSDの価格は順調に下落することが予想されているので、まさに今が買い時です!まだHDDを使っている人は、ぜひこの機会にSSDデビューを果たしてみましょう。
今おすすめのBTOパソコン
これまでの比較・検証を踏まえて、BTOおすすめ人気ランキングを発表します。なお、それぞれの検証項目に重み付けをしてランキングを作成しました。
※11月30日時点の価格
商品
|
価格 | CPU | GPU | メモリー | SSD | HDD | 電源 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]()
arkhive
GC-I5G36M |
Core i5-12400 | RTX 3060 Ti | 16GB | 1TB | ー | 650W BRONZE | |
![]()
パソコン工房 LEVEL∞
LEVEL-R769-LC127-TAX |
Core i7-12700 | RTX 3070 8GB GDDR6 | DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) 16GB(8GB×2) | 1TB NVMe対応 M.2 SSD | ー | 700W 80PLUS BRONZ | |
![]()
STORM
PG-PDR412 |
Core i7-12700 | RTX3080 | 16GB | 1TB | ー | 850W GOLD | |
![]()
ZEFT
G24CT |
Corei5-12400F | RTX 3060 | 16GB (8GBx2枚) | 500GB (M.2) | ー | 750W GOLD | |
![]()
サイコム
Lepton Motion Pro Mini B660/D4 |
Core i7 13700K | RTX3060 | 32GB | 1GB | ー | 750W GOLD |