【PCでTV視聴】TV専用機はもういらない?いつも使っているPCで地デジやBSを視聴しよう! PCでTVを視聴するメリットとデメリットとは?
PCでTVを視聴するメリットとは
インターネットをしながら別ウィンドウでTVの視聴ができる
TVを視聴しながら、同時にインターネットもしたいという人にはPCでのTV視聴が向いています。例えばTV番組をツイッターや掲示板で実況しながら視聴する場合は、ディスプレイの半分でTV番組を流し、残りの半分で書き込み用のブラウザを立ち上げるといった使い方がおすすめです。
パソコンでテレビを視聴する具体的な方法は、下記記事をご確認ください。
同時に2つの番組を表示させるのも、PCであれば簡単。チューナーによっては3番組を同時に表示させることも可能です。
録画用のHDDを安価に増設できる
HDDレコーダーの容量が不足した場合、保存しているファイルを整理して容量を確保するのが一般的です。ただ、それでも不足する場合はレコーダーごと買い換えなければいけなくなります。
内蔵HDDは自力で交換することも一応可能ですが、メーカーの保証が効かなくなってしまうだけでなく、交換したHDDが使えるかどうかも保証がありません。また4TBや6TBなど大容量のHDDは使用できないレコーダーも多いです。PCであればHDDの増設が簡単にできます。特にデスクトップPCを自作しているなら、HDDを複数台積んだり、TV録画専用のHDDを作ったりといったことも自由自在です。
録画したTVを再生するときに倍速・スロー再生などが自由自在
PCの動画再生プレイヤーを細かくカスタマイズすれば、以下のようなことも簡単にできます。サッカーや野球などのスポーツ中継で、1つのプレーだけをじっくりと確認したい場合などに便利でしょう。
- 数秒だけ戻る/進む
- 0.1倍ずつ再生速度を変更
- 特定の箇所をループ再生
- 一部分を拡大
このような細かい再生調整は、TV専用機およびHDDレコーダーの組み合わせではなかなか難しいです。
画面キャプチャを撮りやすい
TV番組の画面キャプチャを記録したいなら、PCでの作業が非常に楽です。キャプチャを撮りたい場面で一時停止をして、OSの画面キャプチャ機能で画像化するだけでOK。なおTV番組には著作権がありますのでキャプチャの取り扱いには十分注意を払ってください。
PCでTVを視聴するデメリットとは
PCにそれなりのスペックが必要
PCでのTV視聴には、それなりのPCスペックが必要になります。特に録画するときはCPUに負担がかかりますし、メモリも8GB以上を要求するTVチューナーが多いです。あまりにも低スペックのPCだと、TV視聴には耐えられないかもしれません。なおハードウェアエンコーダーが搭載されている高機能なTVチューナーであれば、CPUへの負担を軽減して視聴できます。
録画にコツが必要
高機能なTVチューナーはタイマー録画に対応しています。しかしPCの電源を完全に落とした状態では録画できないほか、スリープ状態からの復帰に失敗することも。TV視聴だけであれば簡単ですが、安定した録画環境を実現するには少々のコツと経験が必要でしょう。
自作PCの知識が必要
内蔵型のTVチューナーはマザーボードにアクセスしなければいけないため、ある程度の自作PCの知識が必要です。
ただ、自作PCの知識に自信がない人やノートPCを使っている人のために、知識がなくても使えるUSB外付型のTVチューナーも存在します。自作PCの知識がなければPCのTV視聴ができない、というわけではありません。
PCは最高のTV視聴ハード!PCでTVを視聴しよう
PCでしか得られないTV視聴体験のメリットとデメリットについて解説してきました。PCでTVを視聴するメリットは、ただ単に費用を抑えられるといったことだけではありません。PCならではの細かい映像再生機能や多チャンネルの同時再生、容量増設の簡易性などさまざまなメリットが存在します。PCはまさに最高のTV視聴ハードなのです。TVはTV専用機で視聴するものという先入観を捨てて、ぜひ一度PCで視聴してみましょう!