【初心者必見】自作PCを組み立てるまでの手順を徹底解説

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自作PCとは
自作PCとは、メーカーが販売しているパソコンとは異なり、自分の目的に応じたスペックのPCを組み立てる事を指します。自分でPCに組み込むパーツを選択していくことで、メーカー製のPCを購入するよりもコストを安価に抑えることが可能になります。
現在では初心者でも取り組みやすい環境が整ってきており、インターネット上の情報も増加しています。しかし、完成までにパーツをそろえ、組み立て、動作確認までのすべてを自分で行うため、初心者がいきなり手を出しづらい世界でもあります。
自作PCを組み立てるまでの手順
自作PCは、明確な完成図が具体的であるほど理想のカスタマイズに近づけられます。PCの組み立てに必要な準備として、以下の4つを理解しておきましょう。
- パソコンを使う目的
- 必要なパーツ
- 組み立てに使う道具
- 組み立ての知識
この4本の柱を明確にしておくことで、自作PCを実際に構築するまでの段取りがスムーズになります。
自作PCの用途を決める
PCに組み込むパーツを考える際、目的が曖昧なままパーツ選びに移ると、何万とあるパーツの中から何を選べば良いか分からなくなります。使用目的をはっきりさせる事は、選ぶべきパーツを厳選する作業につながるのです。
自作PCには、さまざまな使用目的が考えられます。
- ゲームに使用したい
- ネットサーフィンがしたい
- 画像や動画の編集がしたい
用途によって必要となるパーツは変わってきます。また、よりハイパフォーマンスを望むとなると、そのぶんパーツ求められるスペックは高くなり、購入にかかる費用も上がります。
必要なパーツを選び購入する
自作PC作成で必要となるパーツには、さまざまな種類があります。PCの使用目的によって選び方が異なるため、パーツの特性を把握した上で選択していきましょう。
CPU
いわばパソコンの頭脳にあたるパーツです。性能が良いものほど処理速度が速くなりますが、その反面、購入費用は高くなります。また、製品によって特徴は異なり、複数の作業を同時に行うことに優れているものや、少ない作業に対して強力なパワーを発揮できるものなどさまざまです。
マザーボード
各パーツを載せる基板であり、パソコンの母体となります。
メモリ
動作の速度に関わるパーツです。デュアルチャンネル対応であれば2枚1組として使用できます。
ストレージ
HDDとSSDが存在する、パソコン内の情報を記憶するためのパーツです。
グラフィックボード
3D描画や動画編集など、PCの描画能力を向上させるために必要なパーツです。
電源ユニット
各パーツには必要なワット数が設定されています。それらを動作させるためには、電源ユニットの出力が足りている必要があります。
光学ドライブ
DVDやBlu-rayなど、ディスクメディアの読み込みを行うパーツです。
PCケース
いろいろなサイズがあり、それに合わせたマザーボード選択や、パーツ構成を行います。
ディスプレイ
PCに映し出す映像を表示させる機材です。現在は16:9などワイド型が主流で、使用しているPCによりますが、4Kに対応しているものなど、バリエーションはさまざまです。
自作PCに必要なパーツに関する詳しい情報として、下記の記事を合わせてご確認ください。
組み立て前に必要な道具を準備する
精密機器に触れる際には、事前に作業環境を整えて下さい。とくに静電気には要注意です。CPUなどに静電気が発生すると、ショートする場合があります。
- 作業スペース
- ドライバー
- 布やプチプチ
- 手袋
細かいパーツも多数あるため、作業スペースは広くとっておくと組み立てがスムーズになります。使用する工具は細かいパーツを取りこぼさないようにネジがくっつくマグネットタイプがおすすめです。
また、マザーボードは精密機器のため、手袋着用で布やプチプチを下に敷いた状態で作業して下さい。静電気でパーツが壊れてしまう可能性を考慮して、放電グッズもあると良いでしょう。
各パーツを組み立てる
初めての自作PCの場合、準備から組み立て完了までに2時間程は必要と考えて下さい。
取り付けはマザーボードからはじめていきます。
- CPU
- メモリ
- HDD/SSD
さらにCPUクーラーを設置し、システムの安定化を図って下さい。必要であれば、サウンドボードやグラフィックボードも積みますが、配線の邪魔になるため、これらは最終段階での設置がベストです。
続いて、準備ができたマザーボードをPCケースに固定します。ケースサイズは適切なものを選びましょう。大きすぎればクーリング機能が下がり、小さければマザーボードをセットできません。また、取り付け時にはガタが生じないように注意しましょう。
さらに光学ドライブをケースに設置し、ストレージも任意の位置にビルドインさせます。外付けで対応する場合は、ケース内にインセットする必要はありません。
続いて、パワーユニットをケースに固定します。システムにどれだけの電力が必要になるのか、あらかじめ計算しておきましょう。安定したパフォーマンスを確保するために、トータル消費電力×2倍の容量を持つパワーユニットを準備して下さい。
そして、すべてのシステムをリンクさせるためにケーブルを接続していきます。クーリングファンに干渉しないよう注意して配線して下さい。ファンに干渉してしまった場合、内部システムの故障を招くおそれがあります。
初心者あるあるの失敗事例もあらかじめ確認しておきましょう!
また、組み立て説明の動画を見るておくと、イメージが湧きやすくなります。合わせてご確認ください。
▼コスパ最高!10万円で作れる高性能PC、詳しい解説と組み立て!
▼初心者必見!自作パソコン組み立て方マニュアル
ドライバのインストール
組み立てが終わったら、パソコンを動かすベースとなるマザーボードに光学ドライブやストレージを認識させ、ドライバをインストールしなければなりません。
ドライバのインストールは、基本的に電源を入れた瞬間から始まります。組み込んだパーツの情報がディスプレイに記載されていれば、ドライバのインストールは完了しています。
組み込んだにも関わらず情報が記載されていない場合、別メディアでインストールするか仮想イメージを取り込む工程を踏まなければなりません。
動作確認を行う
動作確認では、下記の項目をチェックしてください。
- マザーボードの一部が光るかどうか
- ディスプレイに表示されるか
- インターネットに接続できるか
- メールの設定
- アップデートしたOSが正常に使えるか
正しく接続が完了していれば、電源を入れるとディスプレイにマザーボードのメーカーロゴが表示されます。マザーボードのロゴがディスプレイに表示されれば、接続ができている証拠です。これがない場合は、マザーボードに電力が届いていないことが考えられるため、マザーボードにある電力供給を知らせるLEDをチェックして下さい。
メーカーロゴが表示されると、BIOSの設定画面へのファンクションキーが指示されるため、ページを移動し設定を完了させて下さい。
初心者が自作PCを作成するときの予算目安は約10万円
自作PCは、スペック次第では10万円程の予算でも構築できます。一方、ハイエンドを望む場合は20〜30万円が必要になると考えておきましょう。
- CPU 20,000円~
- マザーボード 10,000円~
- ケース 3,000円~
- HDD 8,000円~
- メモリ 5,000円~
- 電源 4,000円~
これら代表的なパーツの相場を押さえておくと、どのパーツにどれだけのスペックを求められるのか、全体の予算に応じてイメージできるようになります。
自作PC作成初心者が失敗しがちなこと
自作PC初心者の場合、組み立て時はもちろん、購入したパーツを管理段階で破損させてしまうなど、さまざまな失敗が考えられます。PCパーツは精密機器であり、湿気や振動に弱い商品です。取り扱いには十分に注意を払いましょう。
組み立てを開始した後も、工程の複雑さから挫折してしまったり、せっかく購入したパーツ同士が対応しておらず取り付けできなかったりと、多くの失敗例が考えられます。
また、自作PCの第一歩として、すべての組み立てを行うのではなく、自作PCキットの組み立てから始めてみることもおすすめです。
まとめ
自作PCは、なぜ自作したいのか、どのようなPCを手に入れたいのか、これらの目的や用途を具体的にする事が重要です。その目的に応じてパーツ選びを行い、パーツ同士の互換性も考慮することで、失敗することなく自作を進められるようになります。
自作PCはどうしても組み立てメインで考えてしまいますが、そこにたどり着くまでの工程が成功の鍵を握っています。いきなり自作に踏み切るのではなく、組み立てるまでの手順をまずは理解しておきましょう。
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