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    「自分でゲームを作ってみたい!」と思うなら、Unityを始めてみませんか?Unityはゲームエンジンの一種で、プログラミングをあまり知らなくても、ある程度のゲームなら作れてしまうスグレモノです。Unityでどんなことができるか、その特徴やUnityを動かすために必要な環境を解説します。
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【プログラミングのススメ】Unityゲーム開発! まずは言語の特徴と用途を知っておこう 必要なスペックも!

  • DATE
    2019.02.08
  • WRITTEN BY
    鶏冠井深鈴

>> 関連記事 : 自作PCをお勧めする 7つの 理由:その5 – プログラミングをするなら自作 PC の知識は必要

Unityとは?概要と用途を知っておこう

Unityとはどんなもので、どのようなゲームが作れるのでしょうか?ここでは、Unityの特徴と用途、そして気になるコストのことについて解説します。

Unityは簡単に始められるゲームエンジンの一種

Unityとは、ゲームを構成する機能を使いやすい形でまとめ、ゲームの作成をより簡単にしているゲームエンジンの一種です。開発会社はユニティ・テクノロジーズ。その使いやすさなどから多くの人の支持を集め、世界中でゲーム開発に使われシェアはNo.1 を誇ります。Unityで開発されたゲームとしては「ポケモンGO」や「ドラゴンクエストVIII」などが有名です。

 

Unityの利用にはお金がかかる?

Unityの利用体系は、初心者に使いやすいよう配慮がなされています。料金プランは以下の3タイプです。

 

【Personal】無料。年間10万米ドル以下の収入・自己資金(資金調達)なら使えます。初心者が自分であれこれ開発してみる際におすすめなプランです。

【Unity Plus】月額使用料3,000~4200円かかります。ゲーム開発コースに1年間アクセスできたり、アセットストア(素材ショップ)の20%割引特典などがある、本格的な個人開発者向けです。年間20万米ドル以下の収入・自己資金(資金調達)なら使えます。

【Unity Pro with Teams Advanced】企業向けで、月額15,000円。収入額などでの制限はありません。チーム開発に役立つ機能がいろいろ提供されています。

 

このように、ゲーム開発初心者なら無料で使える点が、Unityのすそ野を広げたポイントです。より高度なゲームにしたい場合、有能な素材を購入するためにはお金が必要ですが、無料の範囲内でも十分にゲーム開発ができます。

 

ゲームだけじゃない!VR・AR開発にも使われるUnity

Unityはゲームだけではなく、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)にも利用されています。

例えば「teamLabBody」は、3Dの人体解剖アプリとしてUnityで開発されていますし、「visiMax Mobile」は、建物の中をVRで体験できるようにしているアプリです。 Unityはゲーム以外でも、アイデア次第でさまざまな場面で使えるプログラムを開発できる優れたツールと言えます。

 

 

 

Unityの特徴3つ

Unityは、他のゲームエンジンと比較して以下の特徴があります。

・プログラミングなしでも開発可能

・アセット(素材)が豊富

・マルチプラットフォーム

これらの特徴について順番に解説していきます。

 

プログラミングなしでも開発可能

Unityは、プログラミングをあまり知らなくてもゲーム開発ができてしまう点が大きな特徴です。もちろん細かい制御はプログラミングする必要がありますが、簡単なゲームなら、画面上でアセット(素材)を組み合わせるだけでゲームが作れます。これまでプログラマーに頼まないと難しかった部品の組み合わせもデザイナーでカバーできる部分が増え、より簡単に済ませられるようになった点もUnityの特徴です。

 

アセット(素材)が豊富

アセットとは、ゲームを構成する素材のことです。キャラクターモデルやスクリプト、音楽やテクスチャのようなグラフィック素材など、ありとあらゆるものが売られており、自分で組み合わせて使えるようになっています。

アセットは無料の物もありますが多くは有料で、購入するだけではなく自分でアセットを作って販売することもできます。パーツを組み立てる感じで新しいゲームを作ることができる点、パーツをユーザーが自由に作って登録できる点も、Unityが大きく支持されている理由のひとつです。

 

マルチプラットフォーム

Unityはマルチプラットフォームで、Winodows、MacどちらのOSでも開発可能です。マシンによる制約がない分、幅広い人がUnityを気軽に使える点も、大きな特徴と言えるでしょう。

 

 

 

Unityでのゲーム開発に必要な環境を揃えよう

Unityはマルチプラットフォームで動きますが、動作する環境にはある程度の要件があります。ここでは、Unityを快適に動かすため、必要となる環境を紹介しますので、Unityを使ってみたいと思った人は、確認して環境を整えましょう。

 

ハードウェアの要件

Unityの公式サイトより、ハードウェアの要件を紹介します。2018年11月29日時点の最新バージョン2018.2の情報です。

 

【Unity 2018.2 の動作環境】

OSは少し古いバージョンのWidows7やiOS10からサポートされています。「SSE2命令セット」に関しては2001年のPentium4、AMDは2003年からサポート、ここ数年の間に購入したマシンならほとんどがサポートされていますので、あまり心配する必要はありません。 

DX10の性能を持つグラフィックカードは、ハイエンドクラスと考えてOKです。グラフィックカードについては、自分のパソコンのもので問題ないのかはよく確認しておきましょう。

 

前提となるソフトウェア

前提となるソフトウェアは特にありません。インストール時にVisual Studio 2017も一緒にインストールされますので、あまり気にする必要なくそのまま使えます。

 

Unity開発におすすめのマシンスペック

「では、具体的にはどの程度のマシンスペックならUnity開発できるか」という疑問にお答えするべく、以下おすすめのマシンスペックをまとめました。

 

・OS :Windows 10 64bit

・メモリ :8GB

・CPU :Core i 5 6000以降

・グラフィックボード :Geforce 900以降

 

またWindows、32bit版ではなく64bit版のOSを使うよう注意してください。メモリやCPUは示したスペックがあれば基本的には動きますが、複雑なゲームを作りたい場合はもう少し上のクラスだと安心できるでしょう。グラフィックボードは、ハイエンドのものがおすすめ。

すでに持っているパソコンが上記のスペックを満たしているかどうか確認して、必要ならパソコンの買い替えも視野に入れましょう。

>> 関連記事 : 【プログラミングのススメ】Unityでゲーム開発その1!ダウンロードとインストール

 

 

 

Unityは初心者でも扱いやすいゲームエンジン

世界No.1のシェアを誇るゲームエンジンUnityの特徴について解説しました。Unityは、簡単にゲームを作成できて初心者には無料のゲームエンジンです。

Unityを使うのに必要なマシンスペックもまとめていますので、もし新しくパソコンを買い替えてUnity開発をしたい、という場合はぜひ参考にしてくださいね。これからUnityを使いたいという方のために、全5回の連載記事も予定していますのでお楽しみに!


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