xRとVRMの魅力まとめ「オリジナルのVRMの3Dキャラクターモデルを作成してxRで記念撮影をしよう!」
259,980円(税込) ガンメタリック塗装で仕上げた重厚感あふれる外観デザイン
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初めての経験だけどワクワクする
体験してもらったのは関東で医療系の大学で勉強をしているニックネーム『あきもも』さん。
パソコンのスキルは「ネットサーフィンのほかMicrosoft Office を大学で使う程度」と言いながらも最新技術に興味深々やる気満々で体験を始めました。
体験で使用したツールは前回までに紹介したVRoid Studio とペイント3D、そしてDreamShineVRMです。
最初は悩むものの一つ決めればどんどんイメージが湧きだしたキャラクターデザイン
名前 | りんごあめ |
住所 | 日本 |
年齢 | 高校生くらい |
身長 | 平均 |
趣味 | 歌うことと昼寝 |
容姿 | 暖色の型にかかる髪 |
髪型 | ストレート |
性格 | マイペースでのんびり 楽観的 |
メモ | 自分よりマイペースな姉がいていつも心配している。 |
「うーん、プロフィールねぇ」と最初はなかなかイメージがわかないあきももさんでしたが、筆者が「兄弟や身近な人から一つずつ特徴をトレースしていくといいかも」と提案したところほんの5分ほどで上の表が完成しました。
「現実にとらわれないファンタジーな心が大切なんだね」
名前は最後まで悩んでいたようですが、パッと頭に浮かんだイメージでりんごあめという名前に決まりました。
顔や体格の編集
「すごい!設定がこまかく直感で作れるからワンパターンにならないのではないかな」
とすらすらと作成していきました。
操作できるパラメーターが多すぎるので最初は「瞳の大きさ変えるためにはどこを触るんだっけ?」と一つ一つ確認しながらの作業でしたが、だんだん操作に慣れてもくもくと制作していきました。
「福笑いみたいな感じ!で顔編集ができる」
「思ったより簡単」髪型編集
キャラクターを作り始めてデザインから30分ほどで顔や体格を調整してキャラクターの一番の特徴になる髪型編集に入りました。
「 [プロシージャルヘア]で最初からまとまったのがあってそこから調整できるから思ったより簡単、かつらみたい」
「パラメーターだけでなくボリューム調整がヘアーのコピー、削除でできるのは便利で簡単」
最初は思ったような髪型にならないと苦戦していましたが、「最初からイメージ通りにするのではなく大雑把に作って細かく調整すればいいんだね」
とコツがわかってからはスラスラと髪型を編集していきました。
「着せ替えみたいで楽しい」テクスチャ編集
テクスチャ編集は第3回の記事で紹介した服装を基にペイント3Dを用いてオリジナルの服装に挑戦しました
「私に絵心はないから不安」というあきももさんでしたが、使っているうちにだんだんとコツをつかんだよう、
「デフォルトの画像少し加工するだけでバッと印象が変わるのが面白い」
「私に絵がもっと上手に書けるとしたら本当にいろいろな洋服が作れそう。でも絵心がなくても少しコツがつかめれば簡単にオリジナルの服が作れて楽しい」
テクスチャ編集は10分ほどの時間で作業を終えました。
DreamShineVRMで一緒に記念撮影
「すごい!本当にいるみたい」
HoloLensを最初にかけてもらって第一声驚きの声がもれました。
目の前に現れたりんごあめさんと握手をしようと手を伸ばしました。
「瞬きしていてまるで生きているみたい」
DreamShineVRMはャラクターのポーズや表情はユーザーが操作する必要があるのですが、瞬きは自動でしてくれます。
この機能により生きているみたいとりんごあめさんの周りをぐるりと一周回ってポーズを付け始めました。
「いろいろな場所に行っていろいろなポーズで遊びたい」
体験の最後に筆者(右)とあきももさんと今回作成したりんごあめさんとで記念撮影をしてみました。
キャラクターデザインからVRoid Studioでキャラクターを作成して、HoloLensのDreamShineVRMで体験と撮影を終えるまで途中休憩をはさんで4時間。
最後に今回体験をしての感想を聞いてみました。
「イメージがしっかりあればあるほどイメージ通りになるしなくても途中から思った「いいな!かわいいな」にどんどん寄せられると思った。最初に思っていたより簡単にキャラクターが生み出せて、一緒にお出かけできるのは予想外だったしまさかこんな短時間でこんな体験ができるとは思っていなかった。別のキャラクターも作ってみたいしほかのアプリでも使ってみたい」
あきももさんありがとうございました。
今回生まれたりんごあめさんはあきももさんのタブレットの中に入れて一緒に帰りました。
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誰もがデジタルパートナーを持つ時代 VRMとxRの魅力と今後の未来
今回までに紹介したVRMの3Dキャラクターモデルを制作して利用する体験は、パソコン一つあれば無料でできます。
スマートフォンアプリでも多くのアプリで手軽に利用できます。
HoloLensを用いたDreamShineVRMは現在ではまだ誰もが体験できるものではありませんが、私はスマートフォンを誰もが持っているようにxRデバイスが普及する時代が来ると感じます。
現在日本ではVTuberという新しい文化が生まれ盛り上がっていますが、海外ではVirtual Beingという文化が関心を集めています。
Virtual Beingは「仮想の存在とはわかっているものの相互に関わりを持てる存在」と定義されています。
AIを用いてキャラクターが人格を持っていて、コミュニケーションのやり取りができるものですが、VRMの3Dキャラクターモデルと組み合わせることで今回の連載で産まれたりんごあめさんや、春風 千花さんが本当の友達のようにそれぞれの人格を持って会話ができる時代もそう遠くはないのかもしれません。
VRMの3Dキャラクターモデルも今はできることはまだ限られていますが、今後自分だけのデジタルフレンドやデジタルパートナーを誰もが持ち歩き、それが様々な端末を行き来できるような時代が来るかもしれません。
さあ、ぜひあなただけのVRMの3Dキャラクターモデルを作ってみましょう。
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