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    20万円のPCとなると、メーカーの純正製品でもかなりスペックの高いマシンを購入できます。既製品よりも安価に、高性能なマシンを入手できる自作PCで予算を20万円かけると、どのようなマシンが完成するのでしょうか?
    これまで手が届かなかった高性能パーツも搭載できるようになり、パーツ選びの選択肢が広がった結果、パーツを選びきれなくなる。そんなうれしい悩みも発生するのが、20万円という予算です。そんな悩みをフォローすべく、必要なパーツやおすすめの構成例を紹介していきます。
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予算20万円で組む自作PCのおすすめ構成【ゲーミングPC・ハイスペックPC】

20万円のPCとなると、メーカーの純正製品でもかなりスペックの高いマシンを購入できます。既製品よりも安価に、高性能なマシンを入手できる自作PCで予算を20万円かけると、どのようなマシンが完成するのでしょうか?
これまで手が届かなかった高性能パーツも搭載できるようになり、パーツ選びの選択肢が広がった結果、パーツを選びきれなくなる。そんなうれしい悩みも発生するのが、20万円という予算です。そんな悩みをフォローすべく、必要なパーツやおすすめの構成例を紹介していきます。

 

自作PC作成に必要なパーツ

PCの核となるCPUに高価なパーツを選べるのは、予算20万円をかけられる自作PCの特権です。CPUは、Intel製「Core i9-9900K」か、AMD製「Ryzen 9 3900X」を選ぶといいでしょう。両者を比較すると、性能の面でも価格の面でも「Ryzen 9 3900X」がやや上回っていますが、「Core i9-9900K」は軽い処理を高速化するシングルスレッド性能が優秀。ゲーミングPCにも最適です。

 

また、高性能なCPUを搭載する場合、GPUも重要になります。CPUとGBUに予算の多くを割くことになると考え、選んだものに応じて残りのパーツを決めていきましょう。予算に余裕があるなら、SSDに転送速度の速いM2のSSDを選ぶのもおすすめです。ゲーミングPCとの相性も申し分ありません。

 

CPU

パソコンの頭脳にあたるパーツで、データの処理スピードを決定付けます。高性能なCPUほどアプリケーションの処理速度が上がり、快適にPCを扱えるようになります。

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十分な予算があるので、PCの核には高性能なCore i9-9900KやRyzen 9 3900Xを選択しましょう。

 

 

マザーボード

各種パーツを接続するための基盤となるパーツです。マザーボード側の接続端子によって使用できるパーツが逆算的に決まるので、構成を決める際の基準となります。

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マザーボードは拡張性を重視して選ぶといいですが、高いものは発光するなど、人によっては不要な機能がついています。1万円前後のものでも性能は十分でしょう。

 

 

メモリ

CPUやGPUが処理を行う際、必要なデータを一時的に保管しておくための作業空間を提供するパーツです。同時に複数のアプリケーションを起動して処理を行いたい場合には、より多くのメモリが必要になります。

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必要なメモリは用途によって変わります。予算が20万円あるなら、16GB以上で構成しましょう。ゲームをプレイするなら十分ですが、映像系、音楽系ソフトをメインに取り扱うのであれば、32GB積むべきです。上手くパーツをやりくりすれば、20万円の予算内で十分に対応できます。

 

 

GPU

3Dグラフィックスなどの画像処理に特化したパーツで、高性能なものほどグラフィックスの処理性能が高くなります。一般的にはグラフィックボードに搭載されているものを使用しますが、CPUやマザーボードが内蔵している場合もあります。

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PCの用途によって、重要性が大きく変わるパーツがGPUです。ゲーミングPCとして使う場合は、妥協せずに高性能なものを選んでください。それ以外の場合はGPUの性能にこだわらなくても問題ありません。

 

 

SSD

データの保管庫にあたるパーツの一種です。HDDに比べるとデータ転送速度が速い反面、容量が少なめなことが特徴です。SSDにOSやアプリケーションをインストールすると、PCやアプリケーションの起動を高速化できます。

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必要な容量は、PCの用途によって異なりますが、512GB以上のものを選んでおけば問題ないでしょう。ゲーミングPCであればM2の規格を選ぶのもおすすめです。

 

 

サブストレージ(HDD)

データの保管庫にあたるパーツの一種です。SSDに比べるとデータ転送速度は劣りますが、容量が多いことが特徴です。動画や画像など、大容量のデータを保管するのに便利です。

  • 20万円の自作PCへのおすすめ

20万円の予算であれば、十分に余裕を持った容量を確保できるでしょう。多くの音楽や動画、ゲームの録画を残しておきたいときなどは、1TB以上の容量があると安心です。

 

 

PCケース

PCを構成するパーツを収めるためのケースです。マザーボードにはいくつかの規格があるので、それに合わせたものを購入しましょう。基本的に大きな規格(ATX)に合ったものは、より小さな規格(MicroATX)にも対応しています。

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マザーボードに対応したケースを選ぶことが重要です。デザイン性にもこだわれますが、設置場所に合ったサイズのものを選ぶことをお忘れなく。また、大きいケースのほうが内部が広いため、組み込みもしやすいです。

 

 

CPUクーラー

発熱するCPUを冷却するためのパーツです。高性能CPUほど発熱量も多い傾向にあり、しっかりと放熱が行われないとパーツの耐用年数が短くなってしまいます。

  • 20万円の自作PCへのおすすめ

高価なCPUは発熱しやすいので、CPUクーラーには妥協せずに予算を充てましょう。種類としては空冷と簡易空冷がありますが、自作初心者には、コスパがよくて使いやすい空冷式がおすすめです。

 

 

電源ユニット

CPUやSSDなどのパーツに電力を供給するパーツです。各パーツには必要な電圧が決まっており、パーツに合わせて電圧を調整することも電源の役割になります。

  • 20万円の自作PCへのおすすめ

電源ユニットには、品質を決める6つのグレードが存在します。予算20万円で自作するのであれば、価格と性能のバランスがいい、GOLDランクのものを選ぶとよいでしょう。

 

 

OS

PCを動かすためのアプリケーションです。現状では、もっとも安価で入手できるWindows 10 Home 64bitほぼ一択でしょう。DSP版(パーツとセットで購入し、セットにしたパーツが組み込まれている構成でのみ機能する)を使用すれば3000円ほど価格を抑えられますが、その場合はバンドルするパーツを中長期的に変更しない前提で設定しましょう。

  • 20万円の自作PCへのおすすめ

Windows 10 Home 64bitは1万6000円から2万円ほどで購入できます。

 

予算20万円という大金をかけるなら、コスパを考えることよりも、よりよい性能のパーツを選ぶことが重要になってきます。どちらのパーツを選ぶか悩んだときは、性能を判断材料にするのがおすすめです。あとあと後悔しないマシンを完成させましょう!

>> 関連記事 :自作PC作成時に必要なパーツの用途と選び方

 

 

予算20万円の自作PCのおすすめ構成例

予算20万円あれば、パーツの選択肢は格段に広がります。しかし、高性能パーツを選びやすい反面、あまりにも高価なものばかりを選ぶと、すぐに予算をオーバーしてしまうこともあります。中でもGPUは価格差が大きく、10万円前後の製品も珍しくありません。また、ゲームをプレイしたり、動画を編集したりする人以外は、高性能GPUを搭載しても宝の持ち腐れになってしまいます。

こうした用途に合わせ、重視すべきパーツや機能から選んだ3タイプの自作PC構成例を紹介していきます。

 

  • ゲーミングPCとして大活躍する自作PC

 

①ゲーミングPCとして大活躍する自作PC

CPUには、ゲーミングPCにピッタリのIntel製「Core i9-9900K」をセレクト。GPUにはMSI製の「GeForce RTX 2070」を選んでいます。また、SSDにはM.2のサムスン「970 EVO Plus MZ-V7S1T0B/IT」を採用しているのもポイントです。通常タイプとM.2タイプは、一般的な使用時には違いを感じにくいですが、大容量のゲームを読み込んでいるときは、その差は一目瞭然です。

なお、予算の都合上、モニタなどの周辺機器は省いた構成になっています。

 

自作PC構成例

 CPU  Intel「Core i9-9900K」
(8コア/16スレッド、定格3.6GHz)
 参考価格 58,051円(税込)
 メモリ  Crucial「CT2K8G4DFS8266」
(DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組)
 参考価格 7,890円(税込)
 マザーボード  ASROCK「Z390 Pro4」  参考価格 13,097円(税込)
 GPU  MSI「GeForce RTX 2070 AERO ITX 8G」  参考価格 53,370円(税込)
 電源ユニット  Corsair「RM750 CP-9020195-JP」
(80PLUS GOLD 750W)
 参考価格 11,480円(税込)
 SSD  SANDISK「SDSSDH3-500G-J25」
(500GB Serial ATA 6Gb/s)
 参考価格 7,632円(税込)
 M.2 SSD  サムスン「970 EVO Plus MZ-V7S1T0B/IT」
(1TB PCI-Express)
 参考価格 27,500円(税込)
 PCケース  Fractal Design
「Define R6 USB-C TG FD-CA-DEF-R6C」
 参考価格 17,978円(税込)
 CPUクーラー  サイズ「虎徹 MarkII SCKTT-2000」  参考価格 4,297円(税込)
 OS  Windows 10 Home 日本語版  参考価格 14,220円(税込)
 総額    215,515円(税込)

※価格は販売時期や店舗によって異なります

 

GPUをMSI「GeForce RTX 2080」ではなく、「GeForce RTX 2070」に抑えることで、M.2 SSDの容量を増やしたり、PCケースのグレードをアップさせたりしています。通常のSSDは、サブストレージのような使い方ができるのも、この構成の魅力です。

自作PCの性能

M.2のSSDを搭載するときは、マザーボードが対応しているかどうか、必ず確認するようにしてください。GPUはMSI「GeForce RTX 2070」でも十分ですが、より高性能な「GeForce RTX 2080」を採用したいときは、M.2 SSDの容量を512MBに下げたり、PCケースの品質を落としたりして予算を確保するといいでしょう。

 

 

②クリエイターも納得のハイスペックな自作PC

ゲームだけではなく、映像の編集などクリエイティブな作業にも使いたいという場合の構成です。CPUには、AMD製「Ryzen 9 3900X」よりも安価なIntel製「Core i9-9900K」を採用することで、ほかのパーツのグレードを上げるようにしています。

なお、こちらもモニタなどは省いた構成になっています。

 

自作PC構成例

 CPU  Intel「Core i9-9900K」
(8コア/16スレッド、定格3.6GHz)
 参考価格 5,8051円(税込)
 メモリ  Crucial「CT32G4RFD4266」
(DDR4 PC4-21300 32GB 1枚組)
 参考価格 20,627円(税込)
 マザーボード  ASROCK「Z390 Pro4」  参考価格 13,097円(税込)
 GPU  MSI「GeForce RTX 2070 AERO ITX 8G」  参考価格 53,370円(税込)
 電源ユニット  Corsair「RM750 CP-9020195-JP」
(80PLUS GOLD 750W)
 参考価格 11,480円(税込)
 SSD  SANDISK「SDSSDH3-1T00-J25」
(1TB Serial ATA 6Gb/s)
 参考価格 13,800円(税込)
 サブストレージ
(HDD)
 SEAGATE「ST3000DM007」
(3TB Serial ATA600)
 参考価格 6,837円(税込)
 PCケース  Fractal Design
「Define R6 USB-C TG FD-CA-DEF-R6C」
 参考価格 17,978円(税込)
 CPUクーラー  サイズ「虎徹 MarkII SCKTT-2000」  参考価格 4,297円(税込)
 OS  Windows 10 Home 日本語版  参考価格 14,220円(税込)
 総額    213,757円(税込)

※価格は販売時期や店舗によって異なります

 

熱心なゲーマーやプロのクリエイターでも満足のいくCPUとGPUの環境に加えて、十分なストレージやメモリを確保しました。クリエイティブな作業にも対応できるよう、ストレージとサブストレージには大容量パーツを選び、メモリも32GBを搭載しています。

自作PCの性能

32GBメモリを確保しているため動画編集なども行いやすく、3TBのサブストレージがあれば作成した動画を保存するにも困りません。なお、オーバーしている予算は、PCケースの見直しから行うのがおすすめです。4千円前後のThermaltake「Versa H26」に変更すれば、約20万円で組むことが可能になります。

 

 

③大容量メモリで複数の作業もラクラクな自作PC

最後に紹介する構成は、ゲームよりもクリエイティブな作業を重視した自作PCになります。核となるCPUには、複数の処理を行うマルチスレッド性能に優れているAMD製の「Ryzen 9 3900X」を採用しています。このCPUを軸にほかのパーツを選んでいくといいですが、「Ryzen 9 3900X」はIntel製の「Core i9-9900K」よりも高価です。ほかのパーツの出費を抑えて、20万円の予算に近づける工夫が必要になります。

CPUやGPU、マザーボードに高価なパーツを使っているぶん、OSやモニタなどは省いています。

 

自作PC構成例

 CPU  AMD「Ryzen 9 3900X」
(12コア/24スレッド、定格3.8Hz)
 参考価格 74,780(税込)
 メモリ  Crucial「CT32G4RFD4266」
(DDR4 PC4-21300 32GB 1枚組)
 参考価格 20,627円(税込)
 マザーボード  ASROCK「X570 Taichi」  参考価格 33,302円(税込)
 GPU  AMD「Radeon RX 5700 XT」  参考価格 50,595円(税込)
 電源ユニット  Corsair「RM750 CP-9020195-JP」
(80PLUS GOLD 750W)
 参考価格 11,480円(税込)
 SSD  SANDISK「SDSSDH3-1T00-J25」
(1TB Serial ATA 6Gb/s)
 参考価格 13,800円(税込)
 サブストレージ
(HDD)
 SEAGATE「ST3000DM007」
(3TB Serial ATA600)
 参考価格 6,837円(税込)
 PCケース  Thermaltake「Versa H26」  参考価格 4,158円(税込)
 総額    211,421円(税込)

※価格は販売時期や店舗によって異なります

 

CPUやGPUはもちろん、メモリとストレージの容量も妥協していません。また、マザーボードもハイスペックのものを選んでおり、「PCI Express 4.0」に対応しています。これは、転送速度をさらに高めてくれるインターフェースで、GPUの「Radeon RX 5700 XT」と組み合わせることで効果をいかんなく発揮し、GPUの働きを高速化してくれます。

自作PCの性能

動画編集などのクリエイティブな作業に最適であり、この性能があればハイクオリティなゲームも問題なくプレイできるでしょう。また、予算の都合で採用していませんが、SSDをサムスン「970 EVO Plus MZ-V7S1T0B/IT」といったM.2 SSDにグレードアップさせることで、「PCI Express 4.0」の機能を活用できます。その場合、総額が2万円近く上がるので、予算と相談しながら検討してください。

 

まとめ

20万円の予算があれば、現状最高レベルの性能を持ったPCを自作できます。ゲームやクリエイティブな作業をストレスなく楽しみたいという方は、長年愛用するパートナーとして、こだわりぬいたマシンを構築してください。


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