PCデスク晒しちゃってる方に突撃インタビュー!特別編 (いまどき)学生さんの“デスク with PC”を大公開!
PCデスク晒しちゃってる方に突撃インタビュー!
あなたのこだわり語っちゃってください!特別編
(いまどき)学生さんの“デスク with PC”を大公開!― 約20年前のデスク周りと比べてみた
DIYerさんたちの素敵なデスク+デスク周りに突撃しはじめてはや3年目。インタビューさせて頂いている方たちも色々で、一人暮らしを楽しんでいる方、ゲームを中心としたインテリアを考えている方、家族やパートナー(動物含む)と住まいを楽しまれている方など、実にバラエティに富んでいます。
そんな中、最近目立って増えてきたのが『学生さん』。大学生をはじめ、高校生の方、中には中学生でも、オシャレでスタイリッシュな、そして実用的なデスク周りを晒している方の多いこと多いこと!
で、はた、と原稿の手が止まるわけです。
「自分の学生時代って、こんなんじゃなかったぞ……?」と。
― 20数年前の学生さんは…
せれろんやまだの学生時代は、今からかるく四半世紀前、平成ヒトケタ台にバックデートします。まず、そもそも現代の令和エイジの学生さんとまるっきし違う点は以下です。
・スマホなんてない ※ポケベルの時代です
・一家に1台PCなんてない
・インターネットなんてはしりもはしりだし、常時接続なんて夢のまた夢
(テレホタイムを知っている方はたぶん同世代以上です)
つまりは!「PCデスク+周りのインテリア」という概念がまずほぼ無い!んですね。そもそも主役であるPCが、一般家庭にまだ普及していないのです。そのため、PCのあるウチ(せれろんやまだ家)は当時レアケースでした。Windows 95が搭載されたNECのPC-9821の時代です。
当時のPCのイメージはこちらです。残念ながら当方が当時使っていたものの写真がなかったのですが、筐体や周辺機器のベースは白(クリーム色)。今もありますが、OAデスクと言っていたような、「PC専用のデスク」に設置していました。キーボード用の引き出し、そして大きなCRTモニタが入るように、奥行きのあるデスクです。 |
“レトロ感”満載で、今でこそこれはこれでインテリアに一役買いそうですが、当時はこれがバリバリの”作業機“ですからね。しかしなんとも、事務機感満載ですよね今見ると……。
そして、PCでゲームやクリエイティブをやることが趣味です!という人もまだまだ少ない時代。ゲームといえば、家庭用ゲーム機やゲーセン(アーケードゲーム機)でのプレイが当時は主だったかと。スーパーファミコンや初代プレステの時代です。家庭用ゲーム機にはテレビが基本必需品ですから、自分の部屋でゲームする!というのはこれまたハードルが高い!自室にテレビなんてブルジョワの極みです。
クリエイティブも基本アナログ中心。せれろんやまだは、インターネットの魅力に飛びついた人間だったので、PC使ってホームページなんかを作っていましたが、ごく少数派です。むしろ当時の同じ世代の女子が何やってたのか知りたいくらいです。
― 「光らない」PC
そして大きく「変わったなー」と思うのが、PCのライティングです。
かつてPCの光るところと言えば、電源とHDDのアクセスランプ、マザーボードにちょこっとついている、通電を示すためのランプ。このくらいです。
赤や青など、カラーリングに富んだPCケースやキーボードなどはありましたが、光るものは記憶にございません。そのため、見てくれにこだわった18年前のせれろんやまだがチョイスした自作PC一式が以下の通りです。このころはもう社会人でしたが、自分で稼いだ金でパーツを買ったのは感慨深かったですね。学生の頃のバイト代なんて、遊びと携帯代にほとんど消えてましたし。
今はもうメーカーさんとしてなくなってしまいましたが、星野金属さんのキューブPCですね。そしてこの中に3つも初期不良のパーツがあったといういわくつきです。
当時少しずつシェアを取り出した液晶モニタ、解像度は1024 x 768 です。これ、赤い部分がパネルになっていて、白か黒かに変えられたんですよね。着せ替えです、着せ替え。CPUは同時流行っていたPenttium 4 2.4GHz (Northwood)です。DVDドライブも、フロッピードライブも、キーボードもマウスも「赤」でした。
18年後こんな仕事してるって分かってたなら、デスク周り全体の写真を残しておくべきだった……。ちなみにこのデスク、奥が赤で、白とのツートンカラーになっています。引き出しも赤です。白と赤で固めたかったんですよね。
そんなこんなで、ライティングが流行りだしたころ、「えぇぇPCなんて光らせる必要ある……?」勢だったせれろんやまだですが、光るなら光るで、ちょっと光らせてみようかな、なんて思ってしまうから最近のパーツは罪です。もちろん光らないものもありますけどね。
― 昨今の学生さんのデスク周り
令和の学生さんたちのPCデスク周りと、平成初期のせれろんやまだのそれとを比較すると、圧倒的に異なるのが、
・PCや周辺機器の外見デザイン
・ライティング(PC、周辺機器、間接光)
・趣味や理想に合わせたインテリア
かと、Digital DIYerの投稿を見て思います。そもそも、当方が学生時代には想定すらしていなかった、学生さんのPCデスク周りです。
投稿されている方々はこれより何倍もかっこいいんですが、このような印象です。
学生さんといえば、イメージするのが「教科書・ノート・筆記用具がある机」ですが、さすがDIYer、学生さんならではの生活感と、オシャレでかっこいいPCデスク周りがセパレートになっていて、PCデスク周りは、本当にご自身の趣味や好きなもので固めている雰囲気です。しかも、ライティングの使い方がとっても上手い方が多いんですよね。
が、ここでせれろんやまだ、気になった。
こんなに好きなものに囲まれていて、今の学生さんは、勉強に対しての集中力が保てるのだろうか?と。特に、スマホという、ネットとゲームとSNSが手軽に楽しめる便利な機械が常に手元にあるのです。せれろんやまだも、仕事中やっぱり気になってしまうこのスマホの存在。よく受験を控えた学生さんがTwitterで「ツイ禁」とか「ツイ断ち」とかつぶやいていますが、まさにその通り!誘惑の多い機械ですよね?!Twitterなんて、私が学生時代常にやっていた「Pメール*」以上に、レスポンスも多く、情報も多い代物です。
*Pメール:DDIポケットがサービスを展開していたショートメッセージ。半角+絵文字で20文字まで送信できる。
逆に、学習だけではなく、趣味の分野でどう楽しんでいるかも気になりますね!あの頃はなかった、オンラインPCゲームや動画編集、そしてその配信。このようなPCを使ってできることをバリバリ趣味にして毎日を楽しんでいる学生さんもぜんぜんいらっしゃいます!一体、どのように楽しんでいらっしゃるのでしょうかね?ITリテラシーなんか、とうの昔に自分抜かれちゃっているような気もします!
今回の特別編では、Digital DIYerに投稿している学生さんにインタビューさせて頂き、勉強と趣味、両側面でのPCの利用用途や、DIYerさんが思う「学生らしさ」、そして集中力を保つために実践していることなどをお伺いしてみます!学生さんはもちろん、仕事と趣味をPC作業環境面でも切り分けたい……という社会人の方にもおすすめな企画です!PCを使った仕事と趣味が基本多い私自身も、実はちょっとスタイリッシュな環境でアナログな絵を描きたい……みたいな願望があるので、学生さんならではの“インテリアデザインと環境の切り分け”を参考にしてみたいですね!あと、スマホの誘惑に勝つ方法!
ぜひぜひお楽しみくださいませ!