「はじめて自作」第31回 これさえ見ておけばお店でも安心!初めての自作で知っておくべきパーツのポイント – ケーブル
183,800円(税込) arkhive(アークハイブ)はコダワリを形に出来る圧倒的なカスタマイズメニューをご用意!BTO専門スタッフが国内にて組立、検査を行い「自分だけのコダワリの一台」をお届けします。24時間365日の標準サポートに加え、3年保証オプションも整えており、ご購入後も安心!
>> 関連記事 :「はじめて自作」第30回 これさえ見ておけばお店でも安心!初めての自作で知っておくべきパーツのポイント – 電源ユニット編
「はじめて自作」組み立て編の第13~14回でお送りした、内部・外部ケーブルを、今回はもう少し詳しく掘り下げたいと思います。 パソコンは、ケーブルの種類が多いだけでなく、それを接続する場所や向きにもいろいろあり、自作初心者は迷ってしまったり、「これで合っているだろうか…」と不安になると思います。初心者じゃなくても、昨今ラインナップされてきた、パソコンを光らせるための「RGBケーブル」など、どこにどうつなげればよいか、一瞬迷ってしまいます。
今回は、主要な内部ケーブルを一つずつ取り上げ、説明していきます。
電源ケーブル(電源ユニットからのケーブル)
電源ユニットから、各パーツに給電するためのケーブルです。前回の電源の記事で取り上げた電源ケーブルのうち、必ず使用するものは以下の3つです。
この3つをそれぞれどこに接続するか、マザーボードの説明書とグラフィックカードとともに確認してみましょう。
ここで注意したいのは、①と③のコネクタです。どちらも、分かれているコネクタを1つにすると8ピンになります。そのため、パーツ本体側のコネクタのツメの位置が異なっており、間違えていても刺さらないようになっています。接続する際は、ピンの分かれ方を確認して接続しましょう。
また、SATA接続のパーツ(2.5インチSSDや3.5インチHDD、光学ドライブ)を使用する場合、その数だけSATA電源ケーブルが必要になります。また、今回使用したケースは、このSATA電源ケーブルを利用して、ケースのファン等に電気を供給する仕組みになっていました。そのため、電源ユニットを取り付ける前に、SATA電源ケーブルを必要とするパーツの有無とその数をあらかじめ確認しておきましょう。
パーツ側のコネクタ
SATA接続のパーツは、マザーボードとのデータのやり取りに、「SATAケーブル」を使用します。忘れずにパーツとマザーボードを接続しましょう。
左のSATAケーブルを、上記マザーボード図の赤枠部分のSATAコネクタに接続します。数字の小さいコネクタ(図の場合SATA6G_1)から接続します。
ケース付属のケーブル
ケース付属のケーブル(あらかじめケースに取り付けられているケーブル)には、主に以下があります。
① オーディオヘッダケーブル:ケースにオーディオ入出力(マークやスピーカー)が搭載されている場合、それを使えるようにするケーブルです。
② フロントパネルケーブル:ケースの電源スイッチやリセットスイッチ、電源・アクセスランプを使えるようにするケーブルです。
③ USBケーブル:ケースに搭載されているUSBコネクタを使えるようにするケーブルです。USBのバージョンにより2.0、3.0(3.1)があります。
④ ファン電源ケーブル:ケースにあらかじめ搭載されている前面や背面のファンの電源ケーブルです。
⑤ RGBケーブル:ケースを光らせたり、ケーブルを光らせたりする際に使用するケーブルです。
※色のコントロールなどを行う場合、対応しているマザーボードが必要になる場合があります
ケーブルが短くて届かない場合は、延長ケーブルを利用したり、数が足りない場合は、分岐ケーブルを利用しましょう。また、ケースに貼付したりして光らせるLEDのテープなどを利用する場合は、RGBヘッダのほかに、電源ケーブルを別途接続しなければならないなどがありますので、よく確認しましょう。
CPUクーラーのファン電源ケーブル
忘れがちなのが、このCPUクーラーのファン電源ケーブルです。CPUクーラーのファンは、CPUを冷却するために必要不可欠なパーツのため、このファンの電源がマザーボードに接続されていないと、起動時にエラーが出てしまいます。そのため、CPUクーラーを取り付けたら、必ず一緒にマザーボードに接続しておきましょう。
>> 関連記事 :「はじめて自作」第32回 これさえ見ておけばお店でも安心!初めての自作で知っておくべきパーツのポイント – OS
最後はOSの選び方です!
次回は選び方の最終回、OSです。OSの基本スペック(32bit、64bit)から、Windows 10のエディションの選び方、そしてライセンスの種類などを理解して、最適なWindowsを選びましょう。
今おすすめのBTOパソコン
これまでの比較・検証を踏まえて、BTOおすすめ人気ランキングを発表します。なお、それぞれの検証項目に重み付けをしてランキングを作成しました。
※11月30日時点の価格
商品
|
価格 | CPU | GPU | メモリー | SSD | HDD | 電源 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]()
arkhive
GC-I5G36M |
Core i5-12400 | RTX 3060 Ti | 16GB | 1TB | ー | 650W BRONZE | |
![]()
パソコン工房 LEVEL∞
LEVEL-R769-LC127-TAX |
Core i7-12700 | RTX 3070 8GB GDDR6 | DDR4-3200 DIMM (PC4-25600) 16GB(8GB×2) | 1TB NVMe対応 M.2 SSD | ー | 700W 80PLUS BRONZ | |
![]()
STORM
PG-PDR412 |
Core i7-12700 | RTX3080 | 16GB | 1TB | ー | 850W GOLD | |
![]()
ZEFT
G24CT |
Corei5-12400F | RTX 3060 | 16GB (8GBx2枚) | 500GB (M.2) | ー | 750W GOLD | |
![]()
サイコム
Lepton Motion Pro Mini B660/D4 |
Core i7 13700K | RTX3060 | 32GB | 1GB | ー | 750W GOLD |