「はじめて自作」第16回 -トラブルシューティング【もし起動しなかったら?!】編-
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万が一動かなかったら?そんなときも慌てずに!
組み立てが終わって、さぁ起動しよう!とスイッチを押しても電源が入らない、エラーで止まってしまう…、画面が出ない…。そんなトラブルは自作パソコン初心者に限らず、焦ってしまいますよね。そんな時は慌てずに、「組み立てとは逆の順番」で確認するのが鉄則です。パーツやケーブルが完全に差し込まれていなかったり、つなぐ場所が異なっていたりと、間違いの種類も様々です。それをスムーズに見つけるためにも、組み立てとは逆の手順でチェックしましょう。
トラブル時のチェック方法
まずは、周辺機器のケーブルを確認しましょう。
・電源ケーブルはきちんとコンセントと電源ユニットに差し込まれているか
・電源ユニットの電源がオン(スイッチが「|」の状態)になっているか
画面が出ない場合は
・モニタのケーブル類がモニタとパソコン本体にきちんと差し込まれているか
・グラフィックカードを使う場合、グラフィックカードの外部コネクタにケーブルがさしこまれているかどうか
特に、グラフィックカードを取り付けている場合は、誤ってマザーボード側のコネクタにモニタのケーブルを差し込んでいないかどうかをチェックしてください。
次に、電源ユニットの電源がオンになっている状態で、マザーボードに通電しているかどうかを確認してください。
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マザーボードには通電状況が確認できる小さなランプが搭載されており、そのランプが光っていれば、マザーボードにきちんと電気が通っている状態です。もしここが光っていない場合は、マザーボード電源ケーブルがきちんと差し込まれているかどうかを確認してください。差し込んでいても光らない場合は、マザーボード自体の不良の可能性があります。
マザーボードに通電しているのを確認したら、一旦電源ユニットの電源を切り、内部ケーブルの接続状態を確認します。
・フロントパネルケーブルはきちんと差し込まれているか、特に差し込む位置に間違いはないか
・グラフィックカードを使っている場合、電源ケーブルがきちんと差し込まれているか、またCPU電源ケーブルと間違っていないか
・CPU電源ケーブルがきちんと差し込まれているか、PCI-Eケーブルと間違っていないか
・CPUクーラーのファンケーブルがきちんと差し込まれているか、また取り付け位置を間違っていないか
特にフロントパネルケーブルは小さく、かつ取り付ける位置も間違いやすいので、マザーボードの説明書を見ながら再度確認しましょう。また、CPUクーラーのファンの差し込みが甘かったり、位置が違うと起動時エラーが出ます。CPUクーラーファンのエラーの場合は、ここを確認しましょう。
内部ケーブルに問題がなかったら、最後に各パーツの取り付け状態をチェックします。
・メモリやM.2接続のSSDが、きちんとスロットに差し込まれているか
・グラフィックカードはきちんとPCI-Eスロットに差し込まれているか
・CPUの取り付け向きがあっているかどうか
・CPUとCPUクーラーの間に隙間があいていないか。またきちんとCPUクーラーがマザーボードに取り付けられているか(グラグラしないか)
すべてのチェックが終わったら、再度電源を入れてみましょう。それでも起動しない場合は、
・CPUにグラフィック機能が付いている場合、一旦グラフィックカードを取り外し、マザーボード側のコネクタから画面が出力されるかを確認する
・複数枚メモリを搭載している場合、まずは1枚取り付けて起動してみる
を試してみてください。
また、マザーボードの基板部分に金属が触れたりすると、思わぬショートの原因になったりしますので、ケースの中に落としてしまったネジなどがないかも確認しましょう。
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それでも動かない場合は?
すべての手順を試しても動かない場合は、パーツ自体の故障である可能性があります。家に以前使っていて動作に問題のないパーツがあれば、それと変えて試してみるなどの方法もあります。それでも改善しない、原因が特定できない場合は、購入したお店のサポート内容を確認し、対応可能な場合は問い合わせてみましょう。
次はWindows 10上からデバイスドライバを確認して、Windows 10上から周辺機器が問題なく使えているかどうかを確認します。デバイスドライバは、OSとハードウェアや周辺機器をつなぐ役目のもの。これがうまく動作していないと、思ったように画面を表示したり、周辺機器を使うことができません。そんなドライバの確認とアップデート方法をご紹介します。
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