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    今回はいよいよ『CPU』と、それを冷却する『CPUクーラー』の取り付け!まさにパソコンの「脳」ともいえるこのCPUを、慎重に取り付けていきます。慎重、といっても難しいことはありません。丁寧に、手順通りにやれば、簡単に作業完了です!
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「はじめて自作」第9回 組み立てその④ -CPUとCPUクーラー/ファン 【取り付け】編-

  • DATE
    2018.05.28
  • WRITTEN BY
    せれろんやまだ

>> 関連記事 :「はじめて自作」第8回 組み立てその③ マザーボード【大きさ/規格】

データ処理の中枢『CPU』と、それを冷やす『CPUクーラー』

『CPU』は、中央演算処理装置の名前の通り、パソコンの中心でデータの演算処理を行い、その結果を他のパーツや周辺機器に渡しています。また、他のパーツの動作制御も行っています。CPUの処理能力は、「クロック周波数」という数値で表され、一般的にこの数値が大きいほど、演算能力が高くなります。しかしながら、昨今のCPUは、クロック周波数以外にも、処理を高速化する仕様や機能が搭載されており、クロック周波数だけでは性能をはかることはできません。

CPUは、一般的にIntel社だと主に「Core(コア) i 〇」、AMD社だと「Ryzen(ライゼン) 〇」と言ったようなブランド名で呼ばれています。このブランド名の〇の部分や、そのあとに数字や英字が記載されており、その記載内容で、CPUの仕様や性能を知ることができます。CPUは、演算時に熱を発生します。これをそのままにしておくと、熱でCPU自体が壊れてしまいます。そのために熱を外部に逃がしてあげる必要があります。それが『CPUクーラー』です。CPUが安定して動作するために、CPUクーラーは必要不可欠な存在なのです。

 

 

 

用途に応じて最適なCPUとそれに合ったCPUクーラーを!

CPUは、ブランド名や、そのあとに続く「プロセッサー・ナンバー」と呼ばれる数字で性能が判別しやすいパーツの1つです。一般的に、数値が高いほうが性能が高く、同じブランド内であれば、プロセッサー・ナンバーの数値が高いほど高性能になります。今回使用するIntel社のCPUを例にとると、事務作業やインターネットなど、一般的な用途にパソコンを使用するのであれば「Core i3」ブランドのCPU、高精細な3Dゲームや高解像度・画質の映像編集などであれば「Core i7」ブランドのCPUなどが挙げられます。AMD社のCPUも、同じく「Ryzen 5」や「Ryzen 7」などのブランドがあります。

そして、CPUは、高性能であればあるほど、たくさんの電力を必要とし、熱を出しますので、ハイスペックなパソコンを作りたい人は、高出力の電源を用意したり、良く冷えるCPUクーラーを合わせて選んだりしても良いかもしれませんね。また、CPUによっては、グラフィック出力の機能を備えたものがあり、その場合、対応するマザーボードを購入すれば、別途グラフィックカードを用意する必要がありません。また、あらかじめCPUクーラーが付属しているCPUのパッケージもありますので、初めてパソコンを作る人は、そちらを選んでもよいでしょう。

CPUクーラーも、実に様々な種類があります。CPUの上にクーラー全体をのせる空冷タイプのものから、冷却に水を使用した水冷タイプなどがあります。製品によっては、音が静かなものもありますので、パソコンを使っている時のファンの音が気になる人は、静音性を重視してもよいでしょう。また、ケースの背面や天面を利用して取り付けるタイプのものもあります。

CPUクーラーは、取り付けるCPUのソケット形状に依存しますので、CPUクーラーの対応形状を必ず確認しましょう。CPUクーラーの中には、リテンションと呼ばれる金具で、様々なCPUの形状に対応できるものもあります。

 

 

 

マザーボードにCPUとCPUクーラーを取り付けよう!

では、いよいよマザーボードにCPUとCPUクーラーを取り付けましょう。

 

① マザーボード上のCPUソケットカバーを開きます

この時、マザーボード上のソケットのピンに触れないように注意しましょう。非常に繊細な部品で、折れたり曲がったりすると、正常動作しない場合があります。
次にCPUの裏面を触れないように気を付けながら、CPU本体をパッケージから取り出します。(CPUの裏面は、マザーボードとのデータをやり取りする重要な部分です)

※今回の構成では、CPU本体にマザーボード付属のCPUインストールツールを取り付けています。

 

 

② CPUを取り付ける向きを確認します

CPU本体の金色の矢印の方向が、ソケットカバーのちょうつがいを上にしたときに、左下にくるようにします、CPU本体をソケットの上に静かにのせます

CPU本体が、ソケットから浮いていないことを確認したら、ソケットカバーを元に戻し、レバーで固定します。
※今回の構成では、レバーで固定すると、ソケットのフタ部分に予めついていたカバーが外れます

 

③ ソケットカバーを元に戻します

 

④ レバーで固定します

次に、CPUクーラーを取り付けます。
CPUクーラーを取り付ける前に、CPUにグリスを塗ります。グリスは、CPUとクーラーの間に、隙間や空気が入らないような役目をします。そのため、CPU本体に均一に薄く塗ります。へらなどがあると良いでしょう。

 

⑤ CPUにグリスを付けます

 

⑥ グリスをCPU表面に薄く均一にのばします

 

⑦ CPUクーラーをCPUの上にのせます

純正のファンなど、CPUクーラー本体にあらかじめグリスが塗ってある場合があります。その場合は、グリスを保護しているフィルムを外しましょう。
グリスを塗ったら、CPUの上にクーラーをのせ、クーラーを固定します。今回の構成で使用しているクーラーは、4か所あるレバーを上から押さえます。

 

 

⑧ CPUクーラーをマザーボードに固定します

これでCPUとCPUクーラーの取り付けは終了です。CPUクーラーにファンが付いている場合は、クーラーを動かすためのコネクタをマザーボードに後ほど接続しなければならないことを覚えておきましょう。

>> 関連記事 : 「はじめて自作」第10回 組み立てその⑤ メモリ

 

次回は『メモリ』の取り付けです。
メモリの取り付けは簡単ですが、複数枚をマザーボード上に正しく搭載することによりパソコンの動作を早くすることができます。ちょっとこだわったメモリの搭載方法もご紹介します。


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