「はじめて自作」第1回 自作パソコンはここが良い!
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パソコンはもはや『要る時代』?!
スマホで簡単にネットサーフィン。タブレットで手軽に動画鑑賞。ますます軽量・薄型化したノートパソコンで、外出先でも手軽に仕事ができる…もう大きくて部屋を占有するパソコンなんて『時代遅れ』じゃない?と思ったアナタ。実は今こそがそんな『パソコン』の時代かもしれません。
この数年で、パソコンを構成するそれぞれのパーツ(部品)の性能はますます上がり、それまでできなかったデジタルでの「表現」や、それを実現するための「処理能力」が可能になっています。このようなハードウェアの恩恵で、ゲームにおけるリアルなグラフィックや、専用のディスプレイを装着して楽しむVR(Virtual Reality)、さらには仮想通貨のマイニングや、4K動画を編集したり、プログラミングをしたりと、よりクリエイティブな活動が存分に楽しめる時代になっています。
大画面で高精細なグラフィックのゲームを楽しんだり、いろいろな機器を取り付けて普段できないデジタル体験をしたり、これらはスマホやタブレットなどではできませんよね?だからこそ、今は『パソコンの時代』なのです。
「そんなにパソコンは進化しているのか…。ちょっと1台考えてみようかな…。」と思ったアナタに、ちょっと「特別」なパソコンを紹介したいと思います。
自分のための『珠玉の1台』。それが『自作パソコン』。
パソコンが欲しい!と思ったときに、まず考えるのは何でしょうか?やりたいことができるパソコン、予算の範囲内で買えるパソコン、場所を取らないパソコン…、など、目的は人によって様々です。
それと同じように、パソコンもいろいろな方法で販売されています。既に完成された状態のパソコンや、メーカーの構成する範囲内でユーザーがそれぞれのパーツをカスタマイズできるBTO(Build To Order)パソコン、ゲームやクリエイティブなど用途に特化したパソコンなど、メーカーや販売店の数も含めたら、その数は膨大です。
が、完全に自分仕様のパソコンにするにはやはりそれらでは限界があります。そこでおすすめしたいのが『自作パソコン』。自分の用途に合ったパーツを1つずつ買って、自分の手で組み立てる、それが『自作パソコン』です。予算の範囲内で最高のスペックのパーツを選んだり、静音性や省スペースに特化した構成にしたり、とにかくお金は二の次!今最高のスペックのパソコンを作る!ということも自作パソコンなら可能です。
それだけでなく、作った後でもパーツ単位での組み換えや増設が簡単なのも、自作パソコンならでは。いつでも自分の好きなようにカスタマイズできるのが最大の特徴です。
もはや自作PCは何もかもが『簡単』で『手軽』!
『自作パソコン』と聞くと、パソコンを作ったことのない方は、「パソコンって機械の塊だから、なんだか難しそう…」という印象を持つかもしれません。また、自作パソコンを以前やった方は、「いろいろな設定が難しいし、そもそも面倒くさい…」と思うこともあるでしょう。が、昨今の自作PCは以前に比べて「とても簡単」になっているのです。
パソコンは、ドライバーさえあれば簡単に組み立てられます。所定の位置に、決まったパーツを取り付けて、配線する…、配線の必要はあれど、プラモデルや組み立て家具と同じくらい簡単に、そして楽しみながら組み立てることができます。また、組み立てた後のOSのインストールや、インターネットの設定なども、過去と比べて格段にやさしく、早くできるようになりました。スマホやタブレットの設定に慣れている方なら、間違いなくスムーズに設定できると思います。
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自作パソコンに必要な「パーツ」とは?
次回は『パソコンを作るために必要なパーツ』と、『パソコンが動く仕組み』をお送りします。パソコンは、いろいろな部品が、いろいろな働きをして動いています。そして画面に、美麗なグラフィックを表示したり、自分の作品を創り出したり、計算の結果を表示させたりしているのです。それらを担っているそれぞれのパーツを紹介します。