【2021年版】はじめてのPCゲーム大全集 -必要なもの/機材の選び方/注意点- 【最新版】
PCゲームとは
PCゲームとは、その名前のとおりPCで遊ぶゲームのことです。PCにゲームをインストールして遊びます。昔はウェブブラウザ上で遊ぶブラウザゲームも流行りましたが、今では「PCゲーム」といえば、インストール型のゲームが主流といえるでしょう。
PCゲームは準備にそれなりのお金もかかりますので、大人の遊びと考えている人も少なくありません。しかし、一部のジャンルを除けば家庭用PCのスペックでもPCゲームを十分楽しむことができます。もちろん、ハイスペックのPCであればより幅広いジャンルのPCゲームをプレイすることができるので、お金をかけられる範囲で楽しむのがコツといえるでしょう。
家庭用ゲーム機とは何が違う?
家庭用ゲーム機とは一般的に、ゲーム専用の機械を指します。古くはファミリーコンピュータ、今ではPlayStation4やNintendo Switchなどが代表的でしょう。この機械をテレビに繋げて遊ぶのが家庭用ゲームで、コンシューマー向けゲーム機、据え置きゲーム機とも呼ばれます。家庭用ゲームの場合は基本的に専用のソフトを購入することで、そのゲームをプレイすることが可能です。
これはPCゲームも一緒ですが、PC用の場合はどんなPCでもスペックさえ満たせばプレイできるという点が異なります。例えばNintendo SwitchのソフトをPlayStation4で使用することはできませんが、PCはPC版であれば種類を問わない、ということです。
価格が違う
PCゲームはわざわざゲーム機を買わなくても遊ぶことが可能です。ただ、いろいろなジャンルのゲームをプレイしようとする場合、とくにFPSなどに代表されるオンライン対戦ゲーム、高解像度のグラフィックがウリのゲームなどを遊ぶためには高額なゲーミングPCを購入する必要があります。
反対に、家庭用ゲーム機はゲーミングPCよりもはるかに値段がやすいのがポイント。ただし、家庭用ゲームの場合も好きなタイトルが持っているゲーム機では発売されていないというケースもあります。その場合は複数のゲーム機を買い揃えなければいけません。なお、PCゲームはPC版がリリースされていれば、1台のPCですべてのタイトルをプレイすることができます。
グラフィック性能が違う
家庭用ゲーム機はグラフィック性能がゲーム機に依存してしまうというデメリットがあります。しかし、一定のパフォーマンスで動くため、誰もが同じ条件で簡単に遊ぶことができるという点はメリットとも言えるでしょう。
PCゲームの場合、パフォーマンスは自分の所有しているPCに依存します。ハイスペックなPCの場合超美麗なグラフィックやストレスフリーな操作性を得ることができますが、スペックが不足している場合操作が遅延し、勝負において不利になる可能性が。
操作性が違う
家庭用ゲームはコントローラーで操作するのに対し、PCゲームはマウスとキーボードで操作するのが基本です。ただし、コントローラーで慣れてしまっている人のために、PCゲームでも使えるゲームコントローラーが販売されています。しかし、キーボードとコントローラーの人が対戦した場合、基本的にコントローラーの方が不利です。ボタンの数が圧倒的に多いキーボードとマウスのほうが操作性において圧倒的に有利なのがその理由。このように、家庭用ゲーム機とPCゲームではその性質が大きく異なるのです。それでは、PCゲームの始め方を解説していきます。
PCゲームの始め方
PCゲームを始める際にはいくつか準備しなければいけないことがあります。
- PCを用意する
- インターネット回線を契約する
- PCゲーム販売プラットフォームを選ぶ
- 会員登録する
- ゲームを購入する
- ゲームをインストールする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
PCを用意する
PCゲームをプレイするには何よりもまずPCがないと始まりません。すでにPCを所有しているのであれば問題ありませんが、持っていない場合は購入する必要があるでしょう。また後述しますが、ある程度のスペックを要求するゲームの場合、家庭用のPCではスペックが不足してしまう可能性があります。そうなると満足にプレイできずに、ストレスばかり溜まることになるでしょう。そういう場合にはゲーミングPCの購入も検討する必要がでてきます。
ゲーミングPCを手に入れるのであれば自作するというのも1つの手です。自分の好きなスペックのパーツを比較的安価に組み上げていくことができますし、将来的にパーツ交換や追加などでマシンを改造することで長く使うことができます。そのほかでは、PCショップのBTOPCを購入するのも良いでしょう。BTOというのはBuild To Orderの略で、自分でパーツを選んで注文すると組み上がったPCが家に届くサービスのこと。
自作PCよりも少し値段は高くなりますが、これであれば自作PCにそこまで詳しくない人でもパーツのスペックを比較しながら自分の欲しいゲーミングPCを手に入れることができるでしょう。
インターネット回線を契約する
現在、ほとんどのPCゲームがインターネット接続を必要としています。なかにはオフラインでもプレイできるゲームもありますが、そのゲームもインストールはオンラインで行いますので、どのみちネット接続は必須と考えてよいでしょう。また、オンライン対戦ゲームの場合は回線速度が勝負の分かれ目になることも少なくありません。ADSLやスマホのテザリング回線ではまともにプレイできない可能性もあるでしょう。最低でも光回線が欲しいところです。
PCゲーム販売プラットフォームを選ぶ
現在、PCゲームを購入する際は販売プラットフォームから購入するのが主流です。代表的なものでは「Steam(スチーム)」が挙げられます。Steamは世界最大のPCゲーム販売プラットフォームで、マイナータイトルからメジャータイトルまで幅広く取り揃えているのが特徴です。非常に簡単にゲームが購入でき、インストール、アンインストールも直感的に操作できのため、多くの人が利用しています。「PCゲームをやるならSteamを入れておけ」といっても過言ではないレベルの浸透率といえるでしょう。
もちろん、Steam以外にもプラットフォームは存在します。最近では「Epic Games Store」や「Bllizard」といった販売プラットフォームでもメガタイトルの取扱が増加中です。そのほか、国内では「DMM GAMES」がプラットフォームとして勢力を伸ばしつつあるので、取扱タイトルをチェックしてみると思わぬゲームに出会えるかもしれません。また、同じゲームであってもプラットフォームによって販売価格が異なることがよくありますので、一番安いプラットフォームを利用することでコストの節約につなげられるでしょう。
販売プラットフォームを決めたらそのプラットフォームのインストールと会員登録をしましょう。プラットフォームはソフトウェア形式でインストールが必要となります。イメージとしてはiPhoneのApp StoreやAndroidのGoogle Playを思い浮かべるとよいでしょう。App StoreやGoogle Playもそれ自体がアプリになっていて、そこから別のアプリをインストールする形式です。これらと同じように、プラットフォームもPC上で購入したゲームを管理するために必要なソフトウェアになります。
会員登録する
プラットフォームを決めてソフトウェアをインストールしたら、名前やメールアドレス、支払い方法などを登録するために会員登録が必要です。
多くのプラットフォームはクレジットカード払いに対応していますので、クレジットカードを持っているのであればすぐにでもゲームを購入、始めることが可能です。プラットフォームによっては、コンビニ決済や銀行振込に対応しているものもあります。クレジットカードがない人にとってはこういった支払い方法が複数用意されているプラットフォームを選ぶことが重要となるでしょう。
ゲームを購入する
プラットフォームのインストールと会員登録が終われば、あとはゲームを購入するだけです。購入したゲームはいつでも削除することができますし、別のPCでも同じプラットフォーム、同じアカウントでログインすればプレイすることが可能です。
ゲームをインストールする
欲しいゲームを購入したらそのゲームをPCにインストールしてください。インストールはプラットフォームの指示に従って行えば簡単に完了できます。ただし、ゲームによっては数GB~数百GBもの容量が必要なゲームがありますので、ハードディスクの残容量には余裕を持っておくとよいでしょう。
PCゲームを始めるときの注意点
PCゲームを始めるときに初心者がハマりがちな注意点をいくつかご紹介しておきます。せっかくゲームを買ったのに満足にプレイできなかったのでは残念すぎますので、しっかり把握しておきましょう。
必要スペックと推奨スペックはかならず確認
ゲームにはそれぞれ必要スペックと推奨スペックの2つが設定されています。
必要スペックとはそのスペックを満たしていないとゲームが満足に動かない、いわば最低ラインのこと。一方推奨スペックとは、PCがそのスペックを満たしていれば、スムーズにゲームを楽しむことができるという意味です。いくつか具体的な必要スペックと推奨スペックを見てみましょう。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION
いわずと知れた国内RPGの金字塔、ファイナルファンタジーシリーズの15作目。超美麗グラフィックと壮大な音楽でゲームの世界に没入できます。しかし、それに合わせて求められるスペックもなかなかのものです。
4K HDRでゲームを楽しみたければさらに上のスペックが必要となることがわかります。
Undertale(アンダーテイル)
世界中で大ヒットした有名タイトルで、ファミコンを思わせるシンプルなグラフィックは古き良きRPGという感じです。こちらは家庭用PCでも十分にプレイできるスペック水準となっています。
このように一言でPCゲームといっても、求められるスペックはプレイするゲームによって大きく異なるのです。もし、やりたいゲームの推奨スペックが低ければ、お金を貯めて自作PCやゲーミングPCを購入しなくても楽しむことができます。
ちなみに必要環境と推奨環境どちらに合わせるべきかというと、推奨環境です。さきほど解説したように、必要環境というのは最低限「起動できる」スペックのことで、プレイするためには推奨環境以上のスペックを用意することが最低ラインとなります。
環境問題で遊べないことも
ゲームのプレイ中にPCに組み込まれているパーツ(ハードディスクやグラフィックボードなど)がなんらかの異常を起こし強制終了してしまうことも。こういったトラブルを環境問題と呼びます。こういった現象は1つずつパーツを別物に交換して原因を特定するしかないため、特定が難しく厄介です。
ノートPCを選ぶなら割り切って選ぶ
PCゲームをやりたいけどノートPCじゃ駄目なのか、と考える人はいるでしょう。確かに、ノートPCでゲームができれば、場所を選ばずPCゲームを楽しめるという大きなメリットがあります。しかし一方でノートPCには、本体を小さくまとめているせいでデスクトップPCよりも排熱性で大きく劣るというデメリットが。PCゲームにはCPUに負荷をかけるものが多く、CPUは高負荷状態で発熱するのがその理由。そのため、ゲーミングPCは冷却性能を重視した水冷式クーラーや高性能なファンを搭載しています。どうしてもノートPCが良い!という人のためにゲーミング用のノートPCというもの。しかしノートPCの場合その時点で最高クラスのスペックを誇っても、数年後にもっと高性能なスペックを求められた場合、パーツ交換することが非常に困難です。それだけでなく、ノートPCは小さな躯体にパーツを詰め込むため、同スペックのデスクトップPCと比べるとどうしても割高になってしまいます。
ノートPCを選ぶ際には数年で遊べなくなるかも知れないと割り切って選ぶことが重要です。
中古PCは避けよう
なるべく費用を抑えたいからといって中古PCを買うのはおすすめしません。中古PCは新品に比べて性能が低くなりがちなのもデメリットですが、なにより前の所有者がどのような使い方をしていたのか分からないという点がマイナスです。前任者の使い方によってはパーツが酷使されている場合もあり、そのような中古PCに当たってしまった場合は早晩パーツの買い替えが必要となるでしょう。PCに深い知識があって、かつ目利きが利くのであれば中古PCも時に宝の山となるかもしれませんが、そうでなければ素直に新品を購入するほうが結果安上がりになります。
小型PCを選ぶときは慎重に
デスクトップPCの置き場に困って小型のスリムタワーやミニタワーを購入することもあると思います。そういう場合は、限界まで大きなモデルを選ぶようにしてください。なぜなら、映像処理を担当するグラフィックボードは高性能なものほど大きいという特性があるから。もし、グラフィックボードのグレードを上げたいとなったときにPCケースが小さすぎるとグラフィックボードが入らなくて諦めなくてはいけないという事態が起こり得るのです。
PCゲームの魅力
ハイスペックのPCを買ってまでやるPCゲームにはどのような魅力があるのでしょうか。
超美麗グラフィックでゲームの世界に入れる
PCゲームの大きな魅力の1つに「グラフィック」が挙げられます。最近のグラフィック技術は非常に進歩しており、実物と見間違えるほど美しい景色やゲーム世界が展開されていますが、それを十分に味わうにはハイスペックのPCが必要です。
細かい操作でより複雑な動きを楽しめる
PCゲームはキーボードとマウスを使うことで非常に精密な操作が可能となります。そのため、自分のスキルをどんどん磨くというやりこみ要素が強いのです。とくに、FPSゲームではプレイヤーの操作スキルは勝敗に直結する要素で、多くのプレイヤーが上達するために研究を重ねています。
MODで自分好みのゲームにアレンジできる
MODは“modification”の略で、ゲームの要素を変更する改造用データのこと。ゲームをやっていて、「キャラの顔が気に入らない」「もっと滑らかに動いてほしい」といった要望があった場合に、MODを見つけてきて改造することが可能です。もちろん、対戦系ゲームでは違反行為にあたる可能性があるので、利用はRPGなどの一人用ゲームに限られます。人気ゲームでは有志のプログラマーがたくさんのMODを開発して公開していますので、自分好みの世界観を構築することも可能です。
PCゲームに必要なもの
PCゲームに必要なものはたくさんあります。しかし、以下で紹介するものすべてが必要というわけではありません。自分が必要だと考えるものだけを用意してください。
ゲーミングPC
処理速度、描画速度の高いハイスペックなCPU、GPUを搭載したPCです。安いものなら10万円台でも購入することができますが、高いものになると数十万円もする高級機もあります。極端に高級なPCを買う必要はありませんが、ある程度上位スペックを選んでおけば数年は安心して遊ぶことができますし、パーツを交換しながら長く愛用することもできるでしょう。
マウス
FPSゲームをやるのであれば、マウスは非常に重要です。とくに、自分の手の形にフィットするか、有線か無線か、ボタンが複数あってキー割り当て設定が可能であるかなどに着目しましょう。また、ゲーム用のマウスは一般的なマウスよりも高感度に設定することができます。このマウスの設定をDPIと呼びますが、DPIを高く設定すると少ないマウスの動きでマウスポインタをたくさん動かすことができるようになるのです。これにより、少し動かすだけでキャラクターの視界を大幅に切り替えることができる=より早く敵を発見できる、よりすばやく敵に照準を合わせられるということに繋がります。ただし、DPIは高ければ高いほど良いというわけではありません。自分が使いやすいDPIに設定できることが重要なのです。
ちなみに、一昔前では有線の方がより正確に操作できるといわれていましたが、今では無線でも有線と遜色なく操作することは可能です。
マウスパッド
マウスパッドはマウスとの相性が良いものを選びましょう。マウスパッドの素材によってマウスの反応の仕方も変わってきますし、小さいマウスパッドだとすぐに端まで行ってしまい、マウスを持ち上げて元の位置に戻すという無駄な動作が必要になります。大きなマウスパッドならある程度大きく動かしてもスペースに余裕があり、無駄な動作を省略することができるという利点が。なおトラックボールタイプのマウスであればマウスパッド自体不要です。
キーボード
キーボードも一般的なものとゲーム用のものは違います。たとえば、一般的なキーボードは同時に複数のキーを押しても最初に押されたキーしか反応しません。しかし、ゲーム用キーボードの場合は同時に複数押すと、すべてのキーが反応します。
つまりゲーム用キーボードの場合、複数キーを押しながら操作することが可能となるのです。また、コンマ何秒を争うゲームの最中に誤ってWindowsボタンを押してしまうと、メニューが立ち上がり操作に影響が出てしまいます。それを防ぐため、ゲーム中はWindowsボタンを無効にするような機能を持ったキーボードもあるので、検討してみるとよいでしょう。
モニター
モニターはPCゲームをするのであればお金をかけたい部分の1つ。モニターの性能がゲームの描画速度に大きく関わってくるためです。モニターは色の付いた光を一秒間に何度も点滅させていますが、これをリフレッシュレートと呼びます。このリフレッシュレートが低いと画面がカクカクした感じに見えてしまうことが。リフレッシュレートとは1秒間における画面の書き換え回数を示しています。
例えば、現在のPCゲームでは144Hzのモニターがよくおすすめされていますが、これは1秒間で144回も画面が書き換えられている、という意味です。それだけリフレッシュレートが高いと、素早くて細かい動きにも対応できるようになります。FPSやレーシング・ゲームなど、画面が素早く動くゲームでは特にモニターに力を入れたほうが良いでしょう。
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
音響周りも大事にしたいところです。とくに、FPSをやるのであれば、7.1chのイヤホンやヘッドホンを用意しておくとよいでしょう。
FPSではいかに早く敵の位置を把握するかが勝負の分かれ目になります。足音や発砲音がどこでなったのかを一瞬で把握しないといけないのですが、普通のスピーカーではこれが非常に難しいです。
7.1chのイヤホンやヘッドホンがあれば非常に有利にゲームを進めることができます。また、マイク付きのものを選べば、友達とボイスチャットをしながら遊ぶこともできますよ。
高速インターネット回線
オンライン対戦ゲームをするのであれば、高速なインターネット回線は必須です。オンラインゲームというのは常に周りのプレイヤーや自分の情報をネット上でやり取りしています。つまり、インターネットの速度が遅いと相手の情報がこちらに届くのも遅くなるので、不利になるのです。
また、PCゲームをやる場合はなるべく有線LAN接続にしましょう。無線LANはどうしても有線よりも回線速度が遅くなります。有線LANであれば、遅延の心配がないので安定した速度を確保することが可能です。
サウンドカード(必要なら)
サウンドカードをつけるとゲームの音をより高音質なサウンドに変換してくれます。これによって音がよりクリアになり、厚みのある音を楽しむことができるように。ただし、サウンドカードは必要であれば後から追加することもできますので、最初から揃える必要はないでしょう。
コントローラー(必要なら)
基本的にPCゲームはマウスとキーボードで行いますが、格闘ゲームなどの場合は従来のゲームコントローラーの方がやりやすい場合もあります。自分のやりたいゲームでコントローラーが必要であれば購入しましょう。
VRゴーグル(必要なら)
最近ではVR(仮想現実)ゲームも増えてきていますが、VRゲームをプレイするためにはVRゴーグルを購入する必要があります。ただし、VRゲームに対応する高性能なVRゴーグルは現状安くないので、VRゲームが目的でなければわざわざ購入する必要はありません。
PCゲームの種類
PCゲームにはさまざまな種類があります。ここでは、PCゲームの種類と代表ゲームをご紹介していきましょう。
いわゆる物語のキャラクターになりきってゲームを進めていくゲームです。ただし、RPGにもMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)、MORPG(マルチプレイヤーオンラインRPG)などの種類があります。
代表的なRPG:Final Fantasy、ナイトメアクロノス、ラグナロクオンラインなど
STG(シューティングゲーム)
RPGと並んで人気なのがSTGです。いわゆる銃で敵を倒していくゲームのことでFPS(First Person shooter)、TPS(Third Person shooter)などに分類されます。FPSは一人称視点シューティングともいわれ、自分の目線でゲームをプレイする形式です。対してTPSは第三者視点シューティングといわれ、プレイヤーを第三者目線で俯瞰しながらプレイします。
代表的なTPS:PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)、オーバーウォッチ(Overwatch)、Battlefield(バトルフィールド)、Call of Duty(コール・オブ・デューティ)
ACG(アクションゲーム)
特定のキャラクターを操作してゲームクリアを目指すゲームです。RPGのようにキャラクターになりきる要素もありますが、RPGよりも頻繁にキャラクターを動かしてコマンドを入れたりするのが特徴となります。
代表的なACG:モンスターハンター、アサシンズ クリード、グランドセフトオート
VRG(バーチャル・リアリティゲーム)
VR(Virtual Reality)つまり仮想現実世界を体感できるゲームです。まるで本当に実在するかのように、ゲームのキャラクターやモンスターが目の前に現れます。360度がゲームの世界になるため、これまでとは比べ物にならない没入感を覚えるでしょう。まさに、ゲームの中に自分が入ってしまったような感覚です。
代表的なVRG:Batman: Arkham VR、Tales of Escape、The Elder Scrolls V: Skyrim VR
長く楽しめる環境を作ってPCゲームを楽しもう!
これまで家庭用ゲーム機やスマホゲームしかやったことがない人にとって、PCゲームはまったく新しいゲーム体験となるでしょう。PCゲームを始めるにはPCや周辺機器を揃えないといけませんが、まずはしっかりと環境を整えることをおすすめします。最上クラスはかなり値がはりますが、20万円前後も出せば何年も遊ぶことができるPCが購入できるはずです。あとは必要に応じてパーツを交換したり、周辺機器を増やしたりしていってくださいね。