PCデスク晒しちゃってる方に突撃インタビュー!2020 あなたのこだわり語っちゃってください!第27弾!
今回も、Twitter及びDigital DIYerサイトで、PCデスク周りを公開され、かつご承諾いただいた“ほろもも”(@Holomomo01)さんにお話をお伺いしました。
ほろももさんですが、以前“りっきー“さんというHNで取材を行わせていただいております。前回からかなり環境がパワーアップしたお部屋、今回は、そこからのアップデートと合わせてお送りしたいと思います。
https://digitaldiy.jp/article/firstdiy/3191/
前回のインタビューと比較すると、まずモニターの数が減って、位置が変わっていますね!そしてPCケースのデザインも変わっています。ですが、スッキリとしたデスクの上とお部屋の環境はまったく変わっていません。前回からのアップデートをベースにお伺いしたいと思います!
PC周りの模様(機材)替え
ほろももさんがお使いのPCのスぺックと周辺機器は以下の通りです。
周辺機器を中心に、かなり環境が変わっていますね。やはり、使っているうちに、その使い勝手やスペースのとり方、また自分自身のPCの使い方からより“あったもの”に進化していくのがわかりますね!VR機器とデータ保管用のNASを新たに導入されたとのことです。
■PCスペック
CPU | AMD Ryzen7 3700X |
CPUクーラー | Fractal Celsius S36 |
マザーボード | ASRock B450 Steel Legend |
メモリ | GALAX 8GBx2 |
グラフィックカード | ZOTAC GEFORCE GTX 1080 Ti AMP EXTREME |
電源 | Corsair HX750i |
ケース | Corsair CARBIDE 275R |
OS | Windows 10 Pro |
ストレージ | HDD:2TB, 3TB/SSD:250GB/NVMe SSD:250GB |
■周辺機器
マウス | Glorious Model D |
マウスパッド | Artizan 疾風 甲 M SOFT |
キーボード | REALFORCE RGB US |
オーディオインターフェース | Steinberg UR22C |
マイク | Behringer C-1 |
スピーカー | BOSE SoundLink Mini |
ヘッドフォン | SONY HW-L600 |
ディスプレイ | MSI MAG27CQ / DELL P2414H |
NAS | Synology 218play |
□PCケース:エアフローを意識したケースに変えました!
以前のオープンフレームケースではホコリの侵入を防げないことに問題があって、さらに私自身もハウスダストの症状が前よりもひどくなっていたというのもあってエアフローを意識したケースに変更しました。アクリルだったサイドパネルもスモーク入り強化ガラスになったため、かなり満足度の高い組み換えになったと思っています。 |
以前のオープンフレームのケースがこちらです。これはこれでとてもカッコいいですが、エアフローの課題がほろももさんにはあったのですね! |
□モニタ:PCケースとの配置、全体のバランスを考えて“上下”に変更!
これまで左右に配置していたモニターは非常に使いやすかったのですが、机のサイズの関係上、PCケースにかぶってしまう形になってしまったため、一枚撤去しました。
そうすると、バランスが悪くなってしまい、どうにか解決する方法を探していた時、知り合いのフォロワーさんが高い位置にモニターを付けることのできるモニターアームを譲ってくれたのです。その結果上下2枚で運用する形になりました。 上のモニターを見続けるのは首がいたくなるという意見が来たこともあるのですが、あくまで上のモニターはDiscordやTwitterをちらっと見る用として使用しているので問題ありませんでした。 うれしい誤算として、リクライニングしたときにちょうど目線が上のモニターに向くので、ちょっと寝ながら動画鑑賞ができるようになったのはよかった点です。 |
□ヘッドフォン:破損を機に新しいものを購入。思わぬ結果が!
ヘッドフォンも変更しました。前はSonyの9.1chワイヤレスサラウンドヘッドフォンを使用していたのですが、床に落としてしまった衝撃で壊れてしまい、新しいモデル物を購入しました。
サラウンド変換兼ワイヤレス送信用のプロセッサが一体化したことによって机のスペースを少し確保できるようになったのは大きかったです。 |
□オーディオインターフェース:全体のスペックを考慮して変更!
続いて、オーディオインターフェースを変更しました。
前はAG03を使用していたのですが、場所を取るうえにマイクの音量がつまみをMAXにしても時間とともに小さくなってしまう問題があったため、UR22Cに変更しました。 なぜUR22Cにしたかというと、USB-Cでパソコンに接続できること、ドライバーがYamahaであること、コンデンサのステレオマイク入力ができることを考慮してこれにしました。 |
□マイク:使用性とスペースを考えて変えました!
マイクは前回よりかなりチープにはなりましたが、前より指向性の強いマイクに変更しました。
前のマイクはほぼ全方向の音を収集していたので、あの位置でも結構キーボードの音が入り込んでいた上に、なんだかんだいってやっぱりあの位置にあると邪魔だったこともあって、キーボードの音をイコライザで小さくしつつ、かつ邪魔にならないように置けるマイクを選びました。 いつかこれもいいマイクに買い替えようと思っているので、暫定で使っているのですが、なかなか悪くないため、壊れるまで使うのかなって感じです。 ステレオマイクにしたのは、ちょっとした遊び心だったのですが、あまり意味を成していませんw通話ソフトによってはステレオで入力されてもモノラルで変換されたりするので、使い勝手が難しかったのです。 |
□スピーカーとルーター:音質や操作感を重視して買い替え!
前回のスピーカーはPebblesだったのですが、Boseのワイヤレススピーカーに買い替えました。
この大きさ、価格、デザインで、十分すぎる低音と音質を出すワイヤレススピーカーはこれ以外にはなかったというのもあり(買ったときはBoseの360度スピーカーはまだなかった気がする)、これを選択しました。 ルーターもネットギアの戦闘機といわれている形のものに変更しました。 意外と軽視されやすいルーターにもCPUやメモリがあり、上位モデルはそれらがいいものが採用されていて、通信の安定にかかわったりするので、UXや操作感も含めておすすめのルーターです。 |
□VR機器:最近はもっぱらVRゲームのみで遊んでいます!
VR機器を導入しました!
VRも今や、ワイヤレスで遊ぶやる時代になり、PCで購入したVRソフトを映像だけLANで飛ばして遊ぶので煩わしかったケーブルが不要なのです! (実は上モニターの上部についているバカでかい機器はフルボディトラッキング用に購入したXbox Oneのkinectというセンサー兼カメラですw) 昔まではFPSで遊んでいたのですが、今ではほぼVRゲームしかプレイしていませんw |
デスク周りの模様がえ
ほろももさんの愛読書である“狼と香辛料”の等身大タペストリーを新たに購入されたそうで、お部屋の装飾の雰囲気も変わっていますね!
使いやすさとデザインの両立をもとにデスク周りを構築しているほろももさんの、お気に入りや、使いやすさに行きつくまでをお伺いしました。
― ほろももさんのお気に入りのデザインはどのようなものでしょうか?
こういう雰囲気の部屋が好き!っていうのがありまして、白と黒で統一されたきっちりきっかりデスク!っていうより暖かい感じ、柔らかい感じのデスクがすごい好きで、そういったデスクにしたいなと思って構築したデスクがこれです。
まだまだ改善点はあると思っていて、デスクをL字にしたり、PCケースを小さくして場所を確保しようか考えたりしています。
― ”使いやすさ”に行きつくまでに、苦労したところや、気にしたところなどはどこでしょうか?
電気ケトルや、その下の棚にはいろいろな紅茶のパックや、コーヒー豆、お菓子やジュースなどを収納して、いちいちキッチンに行かなくても(なんならゲームしながらお湯が沸くような)デスクにしたかったというだけですw
その代償として、ちょっと生活感が出てしまうのですが、そこが逆にリアルなのかなと思います。
また、ワイヤレスにこだわっていて、キーボードやマウスは直に触れるものですので、使い慣れたものを簡単にワイヤレスにすることはできないのですが、スピーカーやヘッドフォンはなど、極力ワイヤレスでも使えるような製品が多いです。
やはりヘッドフォンやVRなどは、ケーブル一本なくなっただけでかなり快適になるので、一度経験するとワイヤードには戻れなくなってしまいますw
ワイヤレスでもワイヤレスヘッドホンは前回のものよりかなり快適に感じており、プロセッサ兼スタンド兼充電器に変わったため、使わないときは必ず充電され、使用中は十数時間バッテリーが持つように改善され、スペースも取らなくなったので良いです。
― 周辺機器などの配置は、使い勝手を考慮して決めたら、それからあまり動かすことはありませんか?
配置は一度決めたら動かすことはほとんどありません。(ただし新しい機器等で動かした方がいいときは除く)
全てのものが片手で届き、自分が使いやすいように配置しているので、最初のうちは何回か動かすことになりました。
以前のほろももさんのお部屋。以前もかなりスッキリとした印象がありましたが、今回は、そこから周辺機器が増え、かつデスクも変わらないのに、スッキリさはほとんど変わりませんね!机上への整頓術も参考になります。 |
モニターの数と配置を変えたことでの恩恵、周辺機器の使い勝手やスペックを優先して選んだ結果、さらに過ごしやすい・作業しやすいPC部屋になったのですね!しかもリクライニングしながら動画鑑賞できたり、移動しなくともお湯がデスク上で沸かせるのもとっても魅力的です。PCを使いながらの飲み物は半ば必須のようなところもありますしね!また、ワイヤレスは、気になったときにさっと場所を変えたり、線によるごちゃごちゃ感がないのが魅力的です。”充電”という欠かせない作業がありますが、これをスタンドと兼用することで煩わしさもありません。
スペース&動線重視でさらにカスタマイズされたほろももさんのお部屋でした!ありがとうございました!
Digital DIYer