【2020年】PCデスク晒しちゃってる方に突撃インタビュー!あなたのこだわり語っちゃってください!第11弾!
今回は、ハンドルネーム“すもるめ(@sumo_subsub)”さんにお話をお伺いしました。まるでこのためにあるような空間にPCデスクがすっぽりと収まり、さらに壁掛けの観葉植物が空間のアクセントになっています。実はこの空間、日本の和室ならではの“ある”部分を利用しているのです。
目次
まずはPC周りについておうかがいします!
すもるめさんが使用しているPCのスペックは以下の通りです。空間の照明を活かす控えめなライティングが良いですね!
CPU | AMD Ryzen7 3700X |
マザーボード | ROG STRIX B450 I GAMING |
メモリ | G.skill Trident Z neo 16GB |
グラフィックカード | GIGABYTE GTX 1660 super 6GB |
ケース | Corsair Crystal 280X |
PCの使用用途とこだわりポイントを教えてください
主に映像制作、3DCG、動画編集、軽いゲームといった感じですね。映像制作や動画編集など、安定性が重視される用途で未だIntelには及ばないという意見もあるAMD Ryzenシリーズですが、私がRyzenシリーズを選んだ理由として、これは完全にコスパ重視になります。以前自作したPCもRyzenで組んだという点も少なからずあるとは重うんですが、限られた予算の中でいかにバランスよくかつ好みの見た目に仕上げるかという意味では少しでも出費を抑えられるRyzenを選んで良かったのかなと思います。あともう一つ理由を挙げるとすればRyzenの付属CPUクーラーの見た目が好きだったことですかね笑
全体的な見た目に関しては、黒を基調としてアクセントにホワイトを配置しているような感じです。シンプルさを追求したつもりです。
次にPCデスクまわりについておうかがいします!
全体の木目調や小型の観葉植物がとてもオシャレですね!どのような雰囲気を参考にしましたでしょうか?
デスク周りの雰囲気については、海外のセットアップでよく目にするクリーンで無機質な感じよりかは、居心地が良くて自然と温もりを感じられるような空間を目指しました。そういう点に関しましては、観葉植物ってすごく効果的なんですよね。一つ置くだけで机の上が一気に華やかになります。いつかはホワイトなどの清潔感があるような色が基調のシンプルで美しいデスクにも挑戦してみたいとは思いますが、お部屋の雰囲気的にも今回は木目を多用した温かいデスクに仕上げました。
向かって左側の壁の棚がとっても雰囲気にマッチしています!
このウォールシェルフですが、自作しました。軽く概要を説明させていただきますと、余っていた厚さ1cm程のベニヤ合板に飴色の水性ウレタンニスを塗り、アンティークな雰囲気に仕上げています。
壁への固定には、ホームセンターで購入したL字金具を使用しています。簡単に作れた割に思った以上に可愛くできたので満足しています。
木目調の壁は、どのように実装されていますでしょうか?
向かって正面にある壁には、木目調の壁紙を貼り付けてあります。木のデスクに合うものを選びました!後ほど説明させていただきますが、実は私のデスクは場所がとても特殊でして、正面と左右の壁につきましてはベニヤ板を下地に貼り、その上から壁紙を貼りつけて仕上げてあります。
Twitterのコメントで「机は自作」という投稿を見ました!簡単で構いませんので、手順と製作日数を教えていただけますでしょうか?
デスクに関してもDIYで製作しました。製作期間は大体一週間ほどでした。簡単に手順などを説明しますと、まずメインの天板にはホームセンターで購入したパイン材を使用しております。
奥行約50cmのパイン材を2枚つなげて90cm程の奥行を再現しています。天板全体のサイズとしては厚さ5cm、幅170cm、奥行90cmほどのサイズ感になっています。表面のコーティングにはウォールシェルフで使用したのと同様、飴色の水性ウレタンニスを塗布しております。父親に手伝ってもらいながらの製作でしたが、仕上がりは木目もよく見えますし、雰囲気的には最高のデスクができたと思っています。よほどのことが無い限り、当分の間はデスクを変えないと思います笑
最後にお部屋全体についておうかがいします!
一風変わった空間にPCデスクを設置しているすもるめさん。よくある洋室などに、このようなすっぽりとした空間はなかなかありません。が、日本ならではの和室で見かけることがありますよね? |
デスクを設置している空間がとても特殊なのですが……
もうお気付きの方もいらっしゃるのかもしれませんが、実はこのデスク「床の間」に設置してあるんです。俗に言う床の間って、畳よりちょっと高い位置でステージ(?)みたいになってるじゃないですか。そこの約10cmくらいの高さのステージの上にデスクを置いてるんですよね笑。そのせいで左右に「謎の壁」ができてしまっているというわけです。
左右の壁はもともと「砂壁」だったので上からベニヤ板を貼って壁紙を貼れるように改装しました。しかし、デスク全体が部屋から少し奥まった位置にあるため、昼間でもデスクに日光があまり届かないんですよね。なので最近はまたデスクの位置を変える計画を企んでいます笑
陽の光があまり入らないため、朝でも左の写真のようにデスク全体が暗めだそう!
床の間、ということは、もともとは和室だったのでしょうか?
はい。もともとは和室でした。実は床も畳だったのですが、和室の感じがあまり好きではなかったのでこの部屋を自分と部屋にすると決めたとき、父とフローリングに張り替えました。畳からフローリングになると印象も結構変わります。実家じゃないとこのような大掛かりなDIYはできないので、今のうちにたくさんしておこうと思っています笑
今のPCデスクになる前の様子。たしかに和室です!
机や間接照明を設置する際、たいへんだったことはありますでしょうか?
大変だったことは、やはり壁の改装ですね。見た目的にも気に食わなかった砂壁の上に、ちょうどいいサイズにカットしたベニヤを貼るという工程が1番苦労しました。
デスク設置に関して苦労したことは、配線です。デスクを「床の間」に入れてしまうと、向こう側から配線をすることができません。なのでデスクの下に潜り込んで配線しました。そのせいで、デスク下はとても見せられるような状態ではありません笑。次デスクの位置を変えるときには、美しい配線にも挑戦してみたいですね!間接照明はデスクの上で1番暗かった左奥に配置しております。特にこだわりはないですがスタンドがデスクに合うような色を選びました。
デスクの位置を変えた場合、PCや周りのインテリア(ウォールシェルフなど)もカスタマイズする予定はありますでしょうか?
今後の部屋改装に関してはまたやるつもりです。とは言っても今のデスク周りほどの改装はしないと思います。ですが既に新しい壁紙を用意してあります笑 また時間をかけて自分好みのデスク周りにしていけたらいいなと思っています。
床の間をあらためて調べてみたのですが、Wikipediaには“日本の住宅の畳の部屋に見られる座敷飾りの一つ”とあり“掛け軸や活けた花などを飾る場所”とありました。和の展示空間が、このように機能的なデスクに変身するのですね!しかもデスク上に空間ができるため、元来の“展示”としても利用でき、すもるめさんはここに、棚を設置して観葉植物を置かれているワケですね!和室のカスタマイズとしてすごく参考になりますね!
すもるめさん、ありがとうございました!